公文の英語の合宿があると聞いたけれど、うちの子は行けるのか。
いつ、どこで、いくらかかるのか。教室の先生に言えば申し込めるのか。
そんな疑問で調べている方に、先に答えを置きます。
公文の英語の合宿は、公文教育研究会が主催する小学生向けの5泊6日の英語キャンプ「グローバルイマージョンキャンプ」、略してGICです。
2026年は8月に滋賀県守山市で2回開かれ、旅行代金は120,000円(税込)でした。
この回はもう終わっていて、次の回の日程と費用は、2026年10月時点ではまだ発表されていません。
結論はこうです。子どもが小3〜小6で英語力の条件を満たし、本人が行きたいと言うなら、次の募集は親が自分から取りに行く。
申し込みは保護者がネットで行う仕組みで、教室から案内が来るとは限りません。
春にGIC公式サイトを見て、先着50名の枠のうちに申し込めば、その時点で参加が決まります。
本人の気持ちや、5泊6日を一人で過ごせるかが読めないなら、先にオンラインのEIH(90分・1,000円・GⅠ以上の公文生向け)で、英語だけの時間に乗れるかを見てから決めれば十分です。
GICの中身、2026年の回の日程と費用、参加の条件、申し込むまでに越える6つの関門、申し込みの手順と次の募集の確かめ方まで、順にまとめました。
書いているのは、小4と小2の子を育てる父親です。TOEICは800点超で、シンガポールで暮らした経験があります。
上の子は小2の9月に公文で英語を始め、約1年半でHⅡに入りました。2026年8月の進度認定は小4・HⅡ180で、GICの英語力の条件に当たる進度です。
ただ、通っている教室で合宿の案内を受けたことはなく、参加もしていません。
条件に当たる子の親として、公式の発表資料とパンフレットを読み込み、申し込むかどうかを決めるための材料を並べました。
扱うのは合宿・キャンプ・公文の英語のイベントのことだけです。公文英語そのものがわが子に合うかで迷っているなら、公文英語の評判と向き不向きを先に読んでみてください。
- 公文の英語の合宿はGIC。2001年に始まり2026年で26年目の、小3〜小6向けの5泊6日の英語キャンプ
- 2026年は8月上旬と中旬の2回、滋賀県守山市のホテル琵琶湖プラザで開かれた。旅行代金は120,000円(税込)で、自宅からの往復の交通費は別
- 英語力の条件は、公文式英語HⅡ以上、英検4級以上、TOEFLの基準のどれか1つ。公文の教室に通っていなくても申し込める
- 英語力のほかに、本人が参加を希望していることと、起床から就寝まで身の回りのことが一人でできることも条件
- 申し込みはネットだけで、旅行会社の申込サイトから保護者が行う。先着50名は申込完了で確定し、51名からは定員を超えると抽選
- 次の回は未発表。近年は春に募集が始まっているので、春にGIC公式サイトとiKUMONを見に行く
- いきなり6日間が不安なら、オンラインで90分のEIHを先に試す
公文の英語の合宿は小学生が英語だけで6日間を過ごすGIC
合宿、キャンプ、GIC、EIC。検索すると呼び方はばらばらですが、指しているのは同じ1つの行事です。公文教育研究会が主催し、小学生が海外出身のキャンプリーダーや全国の仲間と英語で共同生活を送る6日間で、テストの点数より英語を使う経験に重きを置いています。
- GICは公文が主催し、海外出身のキャンプリーダーや全国の仲間と英語で共同生活する6日間
- 公文の英語キャンプと呼ばれているのも、同じGICのこと
- 公文のイングリッシュイマージョンキャンプは、2022年にGICへ名前が変わった
- くもんの合宿で一緒に過ごすのは、10名前後の子どもと4名のキャンプリーダーのグループ
GICは公文が主催し、海外出身のキャンプリーダーや全国の仲間と英語で共同生活する6日間
公文の英語の合宿GICを、公文教育研究会はプレスリリースで「小学生を対象とした英語環境に“どっぷり浸かる(=immersion)”プログラム」と説明しています。
海外出身のキャンプリーダーや全国から集まる仲間と、共同生活も対話も発表も英語で行う、6日間の体験型プログラムです。
2026年の回の主催は株式会社公文教育研究会で、協力に立命館アジア太平洋大学とホテル琵琶湖プラザが入っていました(公文教育研究会のGIC2026申込開始のお知らせ)。
始まりは2001年。2026年で26年目になります。
公文が挙げる特長は、テスト対策とは向きが違います。
公式の概要には「必要以上の発音へのこだわりや、テストでよい点数を取るための英語を目指すのではなく、相手を理解し、自分を表現し、世界を考えるための英語に出合うことが、このプログラムの大きな特長」とあります。
キャンプのスローガンは「Don’t be afraid of making mistakes. Let’s try communicating in English.」。日本語では「まちがいを恐れないで、英語でのコミュニケーションに挑戦しよう」です。
英語を実際に使ってみる6日間の体験の場、と捉えておくとイメージがずれません。
公文で読み書きが中学レベルまで進んでいるのに、話す場面がほとんどない。そんな公文っ子にとっては、ちょうど足りない部分を埋める行事だと見ています。
公文の英語キャンプと呼ばれているのも、同じGICのこと
公文の英語キャンプで探しても、合宿で探しても、行き着く先はGICです。
公式の名前は「キャンプ」ですが、中身は泊まりがけの合宿。
2026年のパンフレットには「5泊6日」「現地集合・解散」とあり、6日間を会場のホテルで寝泊まりしながら過ごす形でした。
家を5晩空ける行事なので、英語力の前に「泊まりで行けるか」が親の判断の分かれ目になります。
公文以外の英語キャンプとどこを比べればいいかは、最後のよくある質問で触れます。
公文のイングリッシュイマージョンキャンプは、2022年にGICへ名前が変わった
公文のイングリッシュイマージョンキャンプという名前で覚えている方もいるはずです。
これはGICの昔の名前。
2001年に「English Immersion Camp」、略してEICとして始まりました。第1回は大分県別府市の立命館アジア太平洋大学で開かれ、30名が12日間を過ごしています。
2022年にEICは「Global Immersion Camp」、つまりGICに名前が変わりました。英語に加えて、世界のことや自分自身のことも考える内容に広げたためです。
2020年はオンラインでつながる形になり、対面での開催は2024年に4年ぶりに戻りました。年ごとの流れはGIC公式サイトの「GICの歴史」で追えます。
古いEICの記事や案内を見つけたら、条件が今と違う時期の情報だと考えてください。
たとえば以前のEICは、英語力の条件が今より高い時期でした。判断の材料は、いちばん新しい回の資料にそろえるのが安全です。
くもんの合宿で一緒に過ごすのは、10名前後の子どもと4名のキャンプリーダーのグループ
くもんの合宿では、子ども10名前後とキャンプリーダー4名で1つのグループを作り、全部で7グループになります(GIC公式サイトのよくある質問)。
7グループ×10名前後で、各日程の定員70名とちょうど合う計算です。
子ども10人ほどに大人が4人つく形なので、英語で話しかける相手がいつも近くにいます。
キャンプリーダーは海外出身の人たちで、2026年の開催前の発表では「キャンプリーダー:28 人(19 か国)」とされていました。
終わった後のレポートでは、22の国・地域にルーツを持つキャンプリーダー・スタッフ42名が参加者を支えたと報告されています。
28人と42名は数え方が違う数字で、後者はスタッフも含めた人数です。
ふだん教室でプリントに向き合っている子が、6日間、いろいろな国の大人と英語でやりとりする。環境の差はかなり大きいはずです。
2026年の公文の英語の合宿は8月に滋賀で5泊6日、120,000円だった
ここからは、2026年8月に終わった回の中身です。日程・会場・費用・プログラム・部屋、そして参加した子の変化を順に見ていきます。次の回がこれと同じ形になるかは公式の発表を待つことになりますが、近年の回はよく似た形で続いてきたので、来年を考える土台になります。
- 2026年は8月上旬と中旬の2回、滋賀県守山市のホテル琵琶湖プラザで開かれた
- 参加費用の120,000円に含まれるものと、含まれないもの
- 6日間のプログラムは、英語だけで過ごす共同生活と発表の積み重ね
- 部屋は4名1室の相部屋で、多くの子が一人で参加している
- 参加者の変化は、英語で話す自信が58%から82%へ
2026年は8月上旬と中旬の2回、滋賀県守山市のホテル琵琶湖プラザで開かれた
公文の英語の合宿は、2026年は夏休みの8月に2回開かれました。
| 項目 | 2026年の回 |
|---|---|
| 日程 | 第1日程:2026年8月3日(月)〜8日(土)/第2日程:8月10日(月)〜15日(土) |
| 期間 | 5泊6日(初日13:15開始、最終日13:00終了) |
| 会場 | ホテル琵琶湖プラザ(滋賀県守山市水保町) |
| 集合・解散 | 現地。初日と最終日は、JR琵琶湖線の守山駅と会場の間に無料の送迎バスが出た |
| 定員 | 各日程70名(最少催行人員50名) |
| 部屋 | 4名1室、男女別の相部屋 |
| 食事 | 全食事つき(朝5回・昼5回・夜5回) |
この表の元になった資料は、GIC2026の公式パンフレット(PDF)です。2026年の回の資料として読んでください。
2024年から2026年までは、3年続けて8月上旬と中旬の2回、滋賀の同じ会場で6日間という形でした。
来年に向けて家の予定を考えるなら、夏休みの8月を前提にしておくのが現実的です。
共働きの家庭が見落としやすいのは、初日と最終日の曜日です。
2026年はどちらの日程も初日が月曜、最終日が土曜でした。会場か守山駅まで子どもを送る初日は平日にあたるので、親のどちらかが休みを取る段取りが要ります。
参加費用の120,000円に含まれるものと、含まれないもの
公文の英語の合宿の参加費用は、2026年の回で「旅行代金 120,000 円(税込)」でした。
パンフレットには「キャンプ中すべての費用が含まれます。(個人的利用の諸費用を除きます)」「自宅⇔集合・解散地までの往復交通費は含みません。」とあります。
| 含まれるもの | 含まれないもの |
|---|---|
| キャンプ中の費用(プログラム・宿泊) | 自宅から集合・解散地(守山駅や会場)までの往復の交通費 |
| 全食事(朝5回・昼5回・夜5回) | 個人的に使うお金 |
| 初日と最終日の、守山駅と会場の間の無料送迎バス | 伊丹空港・京都駅からの有料送迎(使う場合) |
遠方の家庭向けには、伊丹空港と京都駅から会場まで添乗員が付き添う有料の送迎も用意されていました。金額は、申し込んだ人に別に案内される仕組みです。
※2026年の回の金額(2026年10月時点・公式パンフレット確認)
費用は2024年が115,000円、2025年と2026年が120,000円でした。
120,000円を6日間で割ると、1日あたり20,000円。5泊で割ると、1泊あたり24,000円です。
わが家が払っている公文の月謝は1教科8,030円なので、その約15か月分にあたります。
正直に言って、安い出費ではありません。
ただ、この金額には5泊の宿泊と15回の食事、そして英語だけで過ごす6日間の環境がまとめて入っています。
親が付き添わずに、国内で、英語で暮らす6日間を用意してもらう代金。そう考えると、中身に見合うかは「本人がその6日間を楽しめるか」でほぼ決まると見ています。
自宅から守山駅までの往復は別にかかるので、遠方なら新幹線や飛行機の代金も足して見積もってください。
合宿の旅行代金は、ふだんの月謝とは別のお金です。教室の月謝の額は、小学生の公文の月謝で実際の支払いと合わせて確認できます。
E-Pencilなど、合宿以外で公文英語にかかるお金は公文英語の値段と月謝以外の費用にまとめています。
6日間のプログラムは、英語だけで過ごす共同生活と発表の積み重ね
公文の英語の合宿の6日間は、友だち作りから始まり、最後の発表に向けて積み上がっていく流れでした。
| 日 | 主なプログラム(パンフレットの見出し) | 中身 |
|---|---|---|
| DAY1 | Entrance Ceremony/Get to know me | 入学式。自己紹介やゲームで新しい友だちを作る |
| DAY2 | Team Building/GIC Festival/River crossing | グループの名前を決め、旗を作って発表する |
| DAY3 | Traveling around the world/Meeting Alumni/World Food Market | キャンプリーダーの国の文化を体験。GICの先輩と交流し、市場での買い物も体験する |
| DAY4 | Wonderland/Peace Maker/Showbiz Practice | 世界の課題を学び、発表の練習をする |
| DAY5 | Challenge Quest/My next challenge/Showbiz | GICの後に挑戦したいことを考え、パフォーマンスを披露する |
| DAY6 | Packing/Graduation Ceremony/Farewell Party | 荷造り、卒業式、お別れのパーティー |
毎日の流れは、7:30の朝の体操と朝食で始まり、夜は夕食と自由時間、22:00に消灯です。
パンフレットには「※プログラムは変更される場合があります。」と添えられています。
言葉については、2026年7月の発表に「キャンプで用いられる言語はすべて英語です」とあります。
ただし、よくある質問では日本語を禁止しているわけではなく、健康や安全に関わることは必要に応じて日本語を使うと説明しています。
表を見ると、ほぼ毎日、英語で何かを作って人前で発表する場面があるのが分かります。
旗を作って発表し、世界の課題を学び、最後はパフォーマンス。聞いて答えるだけでなく、自分から英語を出す場面が6日間続く組み立てで、公文のプリントで読み書きを積んできた子には、教室ではなかなか作れない時間です。
部屋は4名1室の相部屋で、多くの子が一人で参加している
公文の英語の合宿の部屋は、4名1室の男女別の相部屋でした。
GIC公式サイトのよくある質問によると、身の回りのことが一人でできる子なら一人参加でも大丈夫で、実際に多くの子が一人で参加しています。子ども同士が仲良くなれるよう、アクティビティやグループ活動で支える形です。
持ち物は、着替え・タオル・洗面用具など泊まりに必要な物と、筆記用具などです。詳しくはGIC公式サイトのよくある質問に載っています。
親が段取りとして押さえておきたいのは、旅行会社の付き添いの範囲です。
パンフレットには「※旅行会社添乗員は同行しません。」「※募集型企画旅行の責任範囲は施設入場から施設退場までとなります。」とあります。
家から会場(または守山駅)までの行き帰りは、家庭で考える必要があります。
有料送迎を使う場合も、保護者は最寄りの空港や新幹線の駅まで見送りと迎えをする形でした。
初日に送り、6日後に迎える。親の手間はこの2日に集まると考えておくと、仕事の調整がしやすくなります。
参加者の変化は、英語で話す自信が58%から82%へ
公文の英語の合宿の2026年の回には、全国31都道府県から138名が参加しました(GIC公式サイトのGIC2026終了レポート)。
同じレポートによると、英語でコミュニケーションをとることに自信があると答えた参加者は、キャンプ前の58%から、キャンプ後には82%に増えています。
キャンプでは、ブラジル、ネパール、モンゴル、フィジー、ルワンダなどの国について、体験型のアクティビティで学んだと報告されています。
開催前の7月の発表では144人とされていましたが、終わった後の実際の人数は138名です。
パンフレットに載っている声も、いくつか紹介します。
保護者・指導者の声として「表情がキラリと変わった。」「ひとつ大人になった。」、参加者の声として「英語が好きになり、もっと勉強したい!」「来年も行く!」が並んでいます。
この58%から82%は、英語のテストの点が上がったという数字とは別物です。
測っているのは、英語で話すことへの本人の気持ち。
読み書きは進んでいても話すのはためらう、という公文っ子にいちばん足りないのは、まさにこの気持ちの部分だと見ています。12万円の意味があるとすれば、ここでしょう。
わが子は公文の英語の合宿に行ける?条件と、申し込む前の親子の確かめ方
参加の条件は、2つの段に分かれます。1段目の学年と英語力は、書類の上で決まります。2段目の本人の気持ちと一人で過ごせるかは、親子で話さないと分かりません。最後に、申し込むまでに越える6つの関門を表にしたので、家で丸をつけてみてください。
- 対象は小学3年生~6年生で、公文の教室に通っていなくても申し込める
- 英語力の条件は、公文式英語HⅡ以上か英検4級以上、TOEFLの基準のどれか1つ
- わが家の上の子は小4でHⅡ180、条件に当たる子の親こそ募集を自分で見に行く
- 本人が参加を希望していることと、身の回りのことが一人でできることも条件
- 申し込む前に親子で確かめたい6つの関門
対象は小学3年生~6年生で、公文の教室に通っていなくても申し込める
公文の英語の合宿の対象は、小学3年生から6年生です。
2026年の申込開始の発表には「申込条件:小3~小6(応募時点で①~③のいずれかの英語力を満たすこと/公文を学習されていない方も参加可)」とあります。
5月の発表でも「対象:小学 3 年生~6 年生(公文式教室に通われていない方もお申込みいただけます)」と書かれていました。
英語力は、応募した時点で満たしている必要があります。
春の申し込みの時点でHⅡに届いていなければ、公文の進度では条件に当たりません。
その場合は、英検などほかの条件で考えるか、その次の回を目標に置くことになります。
中学生が泊まりで参加できる英語キャンプは、今のGICには含まれていません。中学生も参加できるのは、後で紹介するオンラインのEIHのほうです。
合宿をきっかけに公文の英語そのものを始めてみたい場合、入会や体験の流れは公文英語の無料体験と始め方にまとめています。
英語力の条件は、公文式英語HⅡ以上か英検4級以上、TOEFLの基準のどれか1つ
公文の英語の合宿の英語力の条件は、次の3つのうちどれか1つです。
| 条件 | 内容(2026年の発表の原文) | 当てはまりやすい子 |
|---|---|---|
| ① | 「公文式英語 HⅡ教材以上を学習」 | 公文で英語を学んでいる子 |
| ② | 「TOEFL Primary®スコア 208 以上/ TOEFL Junior®スコア 625 以上」 | TOEFLのテストを受けたことがある子 |
| ③ | 「英検 4 級以上」 | 公文以外で英語を学んでいる子 |
公文生なら、英検を受けていなくても、HⅡに入っていれば条件①に当たります。
公文で英語を学んでおらず、英検もTOEFLも受けていないけれど同じくらいの英語力がある子は、公文教育研究会のグローバルネットワークチームに相談できると、パンフレットに書かれています。
条件は2024年の回から今の形になりました。以前のEICは今より高い条件だったので、対象が広がったことになります。

わが家の上の子の場合、この合格用紙で次の教材がHⅡになった時点で、条件①の入口に立ったことになります。
HⅡの教材が英検でいうと何級くらいかは、公文の英語は英検何級にあたるかの早見表で確かめられます。
わが家の上の子は小4でHⅡ180、条件に当たる子の親こそ募集を自分で見に行く
わが家の上の子は、小2の9月に公文で英語を始めました。
小3のうちにHⅡに入り、そこまでにかかったのは約1年半です。
2026年8月に受け取った英語の進度認定は、小4・HⅡ180でした。

学年は小4、英語力は条件①。書類の上の条件には当たっています。
それでも、通っている教室で合宿の案内を受けたことはありません。
あくまで、わが家が通う1つの教室の様子です。
ただ、公式の資料を読むと、申し込みは保護者がネットで行う仕組みです(次の章で詳しく見ます)。
案内を待っていると、条件に当たっていても知らないまま春が過ぎてしまいます。
条件に当たる子の親ほど、募集の時期を自分で見に行く必要がある。わが家の様子と公式の仕組みを並べると、そう言えます。
本人が参加を希望していることと、身の回りのことが一人でできることも条件
公文の英語の合宿には、英語力のほかにも条件があります。
パンフレットの募集対象には「本人が参加を希望していること」「起床から就寝まで基本的な身の回りのことがひとりでできること」と書かれています。

英語の進度は足りているけど、知らない子たちと6日間、英語で過ごせるのかな。
そう感じる親は多いはずです。この2つは、英語力が足りていても親子で話さないと分かりません。
わが家の上の子は、オンライン英会話について「そこまではやりたくない」と言いました。
英語の教材は進んでいても、英語で話す場に自分から行きたいかは別の話。公式が本人の希望を条件に入れているのは、親として納得できます。
わが家の考えとしては、今は文法をしっかり理解する時期で、会話や留学はその先だと思っています。
合宿は、その「話す場」を6日間まとめて用意してもらう行事です。公式の条件どおり、まず本人が行きたいと言うかどうかから話を始めるのが順番です。
身の回りのことは、朝自分で起きる、着替える、荷物を管理する、といった毎日の動きを、親の声かけなしでこなせるかで見てください。学校の宿泊行事の様子も判断の材料になります。
GICの一人参加や持ち物の細かい点は、GIC公式サイトのよくある質問で確かめられます。
申し込む前に親子で確かめたい6つの関門
ここまでの条件と、2026年の回の日程・費用を合わせると、申し込むまでに越える関門は6つになります。
| # | 関門 | 2026年の回では | 確かめ方 |
|---|---|---|---|
| 1 | 学年が小3〜小6か | 小学3年生〜6年生 | 応募する年の学年を見る |
| 2 | 英語力の条件に当たるか | 公文式英語HⅡ以上/英検4級以上/TOEFLの基準のどれか | 応募する時点の教材か級を見る |
| 3 | 本人が行きたいと言っているか | 本人の希望が条件 | 本人に直接聞く |
| 4 | 起床から就寝まで身の回りのことが一人でできるか | 一人でできることが条件 | 家や学校の宿泊行事での様子を見る |
| 5 | 8月上旬か中旬の6日間が空くか | 8月3日〜8日/8月10日〜15日 | 家の夏の予定と、初日の送りの休みを確かめる |
| 6 | 費用を出せるか | 120,000円(税込)+自宅からの往復の交通費 | 交通費を足した総額で見積もる |
日程と費用は2026年の例です。次の回は、発表された内容で確かめてください。
1と2は書類で決まる関門、3と4は親子で話して決める関門、5と6は家の都合の関門です。
公文の英語の合宿の申し込みは、教室ではなく親がネットで取りに行く
申し込みは保護者がネットで行い、早い順に枠が埋まっていきます。だからこそ、教室からの案内を待つより、親が自分で時期を見て動くほうが確実です。ここで書く日付は、すべて2026年の回の例です。
- 申し込み方法は、GIC公式サイトから旅行会社の申込サイトに進んでユーザー登録する流れ
- 先着50名は申し込んだ時点で参加が決まり、51名からは定員を超えると抽選
- 2026年の募集期間は4月18日から6月17日、ユーザー登録は4月10日から
- 次回の募集は、春にGIC公式サイトとiKUMONを見に行き、教室の先生にも聞いておく
申し込み方法は、GIC公式サイトから旅行会社の申込サイトに進んでユーザー登録する流れ
公文の英語の合宿の申し込みは、パンフレットに「※お申込はインターネットからのみとなります。」と書かれています。
2026年の回の流れは、次のとおりでした。
- 手順1:GIC公式サイトの「参加申込はこちら」のボタンを押す
- 手順2:旅行会社の申込サイトに移る
- 手順3:ユーザー登録をする
- 手順4:オンラインで申し込む
申込先は旅行会社の東武トップツアーズです。5月の発表には「ご参加にあたっては同社との間で旅行契約を締結いただきます。」とあります。
キャンプの中身は公文が企画・運営し、旅行としての契約は旅行会社と結ぶ形です。
問い合わせ先も分かれています。
キャンプの内容は公文教育研究会のグローバルネットワークチーム、申し込みの手続きは旅行会社の窓口です。どちらの連絡先もパンフレットに載っています。
申し込みの操作をするのは、保護者自身です。
ユーザー登録と申し込みの時間を、春の平日の夜か週末に取っておきましょう。登録を前もって済ませておくと、受付開始の日に慌てません。
先着50名は申し込んだ時点で参加が決まり、51名からは定員を超えると抽選
公文の英語の合宿の参加者の決まり方は、先着と抽選の2つだけです。
パンフレットには「先着50名までは申込完了時に参加確定となります。51名からは、募集締切後、定員を超えた場合は抽選となります。(結果は6月22日(月)ごろにメールでご連絡いたします)」とあります。
さらに「先着枠でキャンセルが出た場合、抽選枠の申込順で繰り上げ当選となります。」とも書かれています。
定員は各日程70名で、最少催行人員は50名でした。
70名のうち50名が先着で決まるので、枠の約7割は早い者勝ちということになります。
行かせると親子で決めたなら、受付が始まったらできるだけ早く申し込む。それが確定に近づくいちばん単純な方法です。
2026年の募集期間は4月18日から6月17日、ユーザー登録は4月10日から
2026年の回は、春の4月に動き始めました。日付を順に並べると、親がいつ何をすればよいかが見えてきます。
- STEP14月9日付
公文教育研究会がプレスリリースで申込開始を発表した
- STEP24月10日(金)〜
申込サイトでユーザー登録ができるようになった
- STEP34月18日(土)10:00
申込の受付が始まった。先着50名はここから申込完了の順に確定
- STEP46月17日(水)
申込期間の締め切り
- STEP56月22日(月)ごろ
抽選になった場合、結果がメールで届いた
- STEP68月3日〜/8月10日〜
2つの日程でキャンプが開かれた
ユーザー登録は、受付開始の8日前から始まっていました。
登録は先に済ませておき、受付開始の土曜の朝10時に申し込める状態にしておく。
先着枠を取りにいくなら、この準備がいちばん効きます。
2025年は、締め切りを7月6日まで延ばすお知らせが出た年もありました。締め切りが延びることはあっても、先着枠が早い順に決まる仕組みは同じです。
2024年から2026年までは、春から初夏に募集し、8月に開くという流れでした。ただ、毎年同じ時期に募集すると公式が約束しているわけではありません。
次回の募集は、春にGIC公式サイトとiKUMONを見に行き、教室の先生にも聞いておく
次の回(2027年)の日程・費用・募集期間は、2026年10月時点ではまだ発表されていません。
だから、春に自分で見に行く場所を決めておきます。
| 見に行く場所 | 見るところ |
|---|---|
| GIC公式サイト | お知らせ欄と「参加申込はこちら」のボタン |
| iKUMON(公文の会員サイト) | 英語のイマージョン活動の案内。GICもここで紹介されている |
| 通っている教室の先生 | 教室で案内が出ていないか、合宿について何か聞いていないか |
時期の目安は、春の4月ごろです。2026年の回では、4月9日付で申込開始の発表がありました。
3月に入ったらGIC公式サイトのお知らせ欄を時々のぞき、発表が出たらすぐにユーザー登録の日付を家のカレンダーに書き込んでおく。これがいちばん取りこぼしにくいやり方だと考えています。
公式サイトのお知らせには、2027年1月と3月の25周年記念イベントも載っています。これは参加経験者向けの別の行事で、次のGICの日程ではありません。
次の回の発表が出たら、この記事にも日程・費用・募集期間を書き足します。
いきなり公文の英語の合宿が不安なら、先に短いオンラインの回で英語だけの時間を試す
6つの関門のうち、本人の気持ちと一人で過ごせるかで迷う家庭は多いはずです。公文には合宿のほかに、家からオンラインで短く参加できる英語のイベントがあります。短い回で様子を見てから、次の合宿を考える。その順番を示します。
- 公文英語イベントは、ウェビナー・EIH・GICの3つが案内されている
- くもんのオンライン英語イベントEIHは、90分・1,000円、GⅠ以上の公文生が対象
- EIHで英語だけの時間に乗れたら、次のGICを本人と話し合う
- GNIや25周年のイベントは、GICに参加した後の集まり
公文英語イベントは、ウェビナー・EIH・GICの3つが案内されている
公文英語イベントとして、公文の会員サイトiKUMONでは「はじめてのKUMON英語ウェビナー」「English Immersion Hour(EIH)」「GIC」の3つが案内されています。
| イベント | 形 | 時間 | 対象 | 費用 | 6つの関門のうち残るもの |
|---|---|---|---|---|---|
| はじめてのKUMON英語ウェビナー | オンライン(Zoom) | 1回30分ほど | 英語をまだ学んでいない子、GI教材未満の子(小学生以上が目安) | 無料 | 本人の気持ちだけ |
| EIH | オンライン | 1回90分 | 小3〜中3で、英語GⅠ教材以上を学習中の公文生 | 1,000円(2026年11月の回) | 学年・教材・本人の気持ち |
| GIC | 泊まり(5泊6日) | 6日間 | 小3〜小6で、英語力の条件を満たす子 | 120,000円(2026年の回) | 6つすべて |
ウェビナーとEIHは、どちらも申し込みにiKUMONでの認証が必要です。
GICが6つの関門をすべて越える必要があるのに対し、EIHで残るのは3つだけ。
泊まらなくてよく、日程も90分、費用も1,000円です。一人で過ごせるかと6日間の予定という大きな関門が、まるごと外れます。
ウェビナーは英語をまだ学んでいない子やGI教材未満の子が対象なので、すでに公文で英語を進めている子には、EIHのほうが合います。
くもんのオンライン英語イベントEIHは、90分・1,000円、GⅠ以上の公文生が対象
くもんのオンライン英語イベントEIHは、English Immersion Hourの略です。
2026年10月時点で案内されている11月の回の内容は、次のとおりです。
| 項目 | 2026年11月の回 |
|---|---|
| 日にち | 2026年11月29日(日) |
| 対象 | 小学3年生〜中学3年生で、英語GⅠ教材以上を学習中の公文生 |
| 参加費 | 1,000円 |
| 定員 | 200名 |
| 時間 | 1回90分(時間帯は3つから選ぶ) |
| 申し込み | iKUMONでの認証が必要。参加費はカードで事前に払う |
| 申込期間 | 10月27日(火)〜11月17日(火) |
EIHは年に数回開かれていて、日程や申込期間は回ごとに違います。申し込む前に、EIHの公式ページで最新の回を確かめてください。
GICと比べると、英語力はGⅠ教材以上で足り、中学生も参加できます。
ただし申し込みにiKUMONの認証が要るので、対象は公文生です。
EIHで英語だけの時間に乗れたら、次のGICを本人と話し合う
本人の気持ちと一人で過ごせるかで迷うなら、5泊6日の前に、まず90分で反応を見る。それが無理のない順番です。
GICの条件に「本人が参加を希望していること」が入っていて、キャンプの中は英語だけで過ごすのが原則でした。
EIHの90分が終わったあと、子どもが「楽しかった」「またやりたい」と言ったら、それが次のGICを話し合う材料になります。
反対に、疲れた顔で終わったなら、まだ6日間は早いと判断できます。
EIHはGICとは別の行事です。あくまで本人の反応を見るための90分として使います。
行かせないという判断も、正しい選択の1つです。
好きじゃないと続かないし、無理にやらせると英語そのものが嫌いになる。合宿も同じで、本人が行きたいと言うまで待つのは、遠回りではないと考えています。
GNIや25周年のイベントは、GICに参加した後の集まり
GNI(Global Network Initiatives)は、過去にEICやGICに参加した子とその保護者、キャンプリーダーなどが集まる場です。GICの後もつながりを続ける、同窓会のような位置づけです。
25周年記念イベントは、2027年1月30日(土)にオンラインで、3月27日(土)に大阪の公文教育会館で開かれる予定で、対象はEICやGICの参加経験者などです。
どちらもGICに参加した後の集まりなので、これから参加を考える段階では気にしなくて大丈夫です。
25周年の日付は次のGICの日程ではない、という点だけ覚えておいてください。
公文の英語の合宿のよくある質問(FAQ)
公文の英語の合宿について、調べていて引っかかりやすい疑問を4つ取り上げます。どれも、これまでの章の内容とつながっています。
- シルバーウィークに英語の合宿はありますか?
- 英語が話せなくても大丈夫?日本語は使える?
- 申し込んだ後に行けなくなったら、キャンセルはどうなる?
- グローバルサマーキャンプなど、民間の英語キャンプとはどこを比べればいい?
シルバーウィークに英語の合宿はありますか?
公文の英語の合宿GICは、2024年から2026年まで、いずれも夏休みの8月に開かれてきました。
秋の連休に公文の英語に触れさせたいなら、オンラインのEIHが手軽です。2026年は11月29日(日)に回が予定されていて、年に数回開かれています。
泊まりで英語漬けにする場は夏、短い英語の時間は季節ごとのEIH、と分けて考えると予定が立てやすくなります。
英語が話せなくても大丈夫?日本語は使える?
公文の英語の合宿は、すべてのプログラムで英語だけのやりとりに挑戦するのが原則です。
ただし日本語は禁止ではなく、健康や安全に関わることは必要に応じて日本語を使います。
スローガンのとおり、うまく話せることより話そうとすることが求められる場です。とはいえ英語力の条件はあるので、条件の章の表で確かめてください。
申し込んだ後に行けなくなったら、キャンセルはどうなる?
公文の英語の合宿は旅行会社との旅行契約なので、取り消しの決まりと金額は、旅行会社の「旅行条件を説明した書面」に沿います。
申し込む前にこの書面に目を通し、いつまでに取り消せばいくらかかるかを確かめておくと安心です。
申し込みの手続きの窓口は旅行会社、キャンプの中身は公文のグローバルネットワークチームです。取り消しの相談は、旅行会社の窓口にしてください。
グローバルサマーキャンプなど、民間の英語キャンプとはどこを比べればいい?
グローバルサマーキャンプのような民間の英語キャンプと比べるなら、主催、英語力の条件、日数と泊まるかどうか、費用に含まれるもの、一緒に過ごすスタッフの5つを並べると違いが見えます。
GICなら、主催は公文教育研究会、条件は公文式英語HⅡ以上などで、5泊6日の泊まり、旅行代金にキャンプ中の費用と全食事が含まれ、海外出身のキャンプリーダーと過ごす形でした。
この5つを同じ表に並べて、わが子の英語力と本人の気持ちに合うほうを選んでください。
まとめ:公文の英語の合宿は、条件と本人の気持ちがそろったら春に親が申し込む
条件に当たっているなら、次の春は案内を待たずに、親が先に動いておきましょう。
本人の気持ちがまだ読めないなら、まずは家から参加できる90分から。それで十分です。
次の募集を確かめるGIC公式サイトと、オンラインで試せるEIHの公式ページを、ブックマークしておくと便利です。
合宿の前後で気になりやすいことは、次の記事にまとめています。
- 英語力の条件に今の教材が届いているかは、公文の英語の教材と英検の級の対応へ
- 合宿の前に、公文英語を続けるかどうかから考えたいときは、公文英語の評判から見る向き・不向きへ
- ふだんの月謝の額は、公文の月謝(小学生・1教科あたり)へ
- 合宿以外の追加の費用は、E-Pencilも含めた公文英語の値段へ


