スマイルゼミとこどもちゃれんじ比較はやめた時の実費で差がつく

スマイルゼミとこどもちゃれんじ比較はやめた時の実費で差がつく 通信教育
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スマイルゼミとこどもちゃれんじの比較を始めて、両社の月額を並べたところで手が止まっていませんか。

先に答えを置きます。差がつくのは月額ではありません。効いてくるのは、1年続かなかったときに手元から出ていく実支出と、子どもの学年帯の2点です。

スマイルゼミの専用タブレット代は税込10,978円ですが、これは12か月以上の継続利用を前提に割り引かれた金額です。6か月未満で退会した場合、専用タブレット代金29,820円(税込32,802円)を請求すると公式サイトに書かれています。

幼児期は受講費でこどもちゃれんじが下回り、小学生になると比較の相手はこどもちゃれんじではなく進研ゼミ小学講座のチャレンジタッチに変わります。

学年ごとの結論、端末代の精算のしくみ、やめた家庭で何が起きていたのかまで、公式の数字と自分の受講歴で順番に確かめていきます。

書いているのは、こどもちゃれんじを3歳から幼稚園の卒園まで、こどもちゃれんじEnglishとスマイルゼミを小学1年生まで受講した親です。公文は今も続いていて、子どもは小4になりました。検討中ではなく、一通り通過した側から書いています。

この記事のポイント
  • 月額の差より、12か月続かなかったときに手元から出ていく金額のほうが大きい
  • スマイルゼミの専用タブレット代は税込10,978円で、12か月以上の継続利用が前提になっている
  • 6か月以上12か月未満の退会で税込7,678円が追加請求され、6か月未満なら税込32,802円を請求すると公式に明記されている
  • 進研ゼミのチャレンジパッド第6世代は申込時9,980円、12ヵ月未満の退会で残額20,000円、通常価格29,980円
  • こどもちゃれんじの別売りタブレットは年中が9,980円(12ヵ月以上連続受講)、年長が0円(24ヵ月連続受講)と条件が違う
  • チャレンジタッチは手持ちのタブレットで受講できる。スマイルゼミは専用タブレット必須
  • 小学生の検索で「こどもちゃれんじ」と呼ばれている相手は、実際には進研ゼミ小学講座であることが多い
  • スマイルゼミをやめた家庭の理由は、教材の質とは限らない

金額はすべて税込で書きます。支払い方法と、いつ入会した場合の金額かも毎回そえます。ここをそろえないと、実際にはない差が出てしまうためです。

目次

スマイルゼミとこどもちゃれんじの比較で最初に見るべきは月額ではなく1年分の実支出

まずは判定の物差しをそろえます。月額を横に並べても差が出ない理由と、この記事で使う金額の書き方をここで固めておきましょう。

このセクションでわかること
  • 結論としてどっちがいいかは学年帯と続く見込みの2点で決まる
  • 入会金と送料と端末代を合わせた初期費用の全体像
  • 12か月一括払いと毎月払いで月あたりの金額が変わる仕組みと、記事内の金額表記のルール
  • 1年続かなかった場合に手元から出ていく実支出という判定軸の作り方
  • こどもちゃれんじと進研ゼミ小学講座の受講費を確認日つきの実額で見る

結論としてどっちがいいかは学年帯と続く見込みの2点で決まる

どっちがいいかという問いは、子どもの学年を決めた時点で半分答えが出ます。

なぜなら、こどもちゃれんじは幼児向けの講座だからです。小学生になると講座そのものが進研ゼミ小学講座に変わり、比較の相手が入れ替わります。

学年ごとに、実際に比べることになる相手と端末の扱いを並べます。

子どもの学年実際に比べる相手端末の扱い
3歳・年少こどもちゃれんじ ほっぷこどもちゃれんじは別売り(任意)/スマイルゼミは専用タブレット必須
年中こどもちゃれんじ すてっぷ別売り9,980円(12ヵ月以上連続受講)/スマイルゼミ10,978円
年長こどもちゃれんじ じゃんぷ別売り0円(24ヵ月連続受講)/スマイルゼミ10,978円
小1以降進研ゼミ小学講座 チャレンジタッチ手持ちタブレットで受講可/スマイルゼミは専用端末必須

(金額はすべて税込。※2026年9月時点・公式サイト確認)

この表で目に付くのは、端末の扱いが学年でも会社でも変わることです。同じ「こどもちゃれんじ」でも、年中と年長ではタブレット代の条件がまったく違います。

もう1つの軸が、続く見込みです。両社とも端末代は継続を前提に割り引かれています。12か月続く前提が立つなら端末代は小さく、立たないなら端末代が一番大きな出費になります。

まだ始めてもいないのに、続くかどうかなんて分かりません

筆者
筆者

分からなくて当然です。だから「分からない前提でいくら損するか」を先に見ておきます。

入会金と送料と端末代を合わせた初期費用の全体像

初期費用で差がつくのは、実質的に端末代だけです。

こどもちゃれんじは入会金・退会金・再入会金が0円で、別途送料も不要と公式の受講費ページに明記されています。進研ゼミ小学講座も入会金0円・送料無料で、クレジットカード払いの手数料も0円です。

サービス入会金・送料端末代(継続した場合)
こどもちゃれんじ すてっぷ(年中)入会金・退会金・再入会金0円/送料不要別売り9,980円(12ヵ月以上連続受講)
こどもちゃれんじ じゃんぷ(年長)同上別売り0円(24ヵ月連続受講)
進研ゼミ小学講座 チャレンジタッチ(小1)入会金0円・送料無料9,980円(12ヵ月以上連続受講)/手持ち端末なら0円
スマイルゼミ 幼児・小学生専用タブレット10,978円(12か月以上の継続利用が前提・必須)

(金額はすべて税込。※2026年9月時点・公式サイト確認)

表を見ると、入会金や送料はどこも取られません。入り口で財布から出ていくお金の差は、端末を買うかどうかにほぼ集約されます。

そしてこの端末代が、後述するとおり「やめたとき」に形を変えて戻ってきます。入会前に一番見落とされる項目です。

12か月一括払いと毎月払いで月あたりの金額が変わる仕組みと、記事内の金額表記のルール

同じ講座でも、支払い方法を変えるだけで月あたりの金額が変わります。

進研ゼミ小学講座のチャレンジタッチ小1で言えば、12か月分一括払いなら月あたり3,300円ですが、毎月払いだと4,080円です。6か月分一括払いは3,670円です。

講座毎月払い6か月一括12ヵ月一括
進研ゼミ チャレンジタッチ 小14,080円3,670円3,300円
こどもちゃれんじ すてっぷ ハイブリッド(年中)3,640円2,880円〜
こどもちゃれんじ すてっぷ デジタル(年中)2,390円1,980円〜
こどもちゃれんじ じゃんぷ ハイブリッド(年長)3,880円2,880円〜
こどもちゃれんじ じゃんぷ デジタル(年長)2,390円1,980円〜

(税込。こどもちゃれんじは2026年度10月号から入会した場合。※2026年9月時点・公式サイト確認)

チャレンジタッチで毎月払いと12か月一括を比べると、月780円、1年で9,360円の差になります。これは端末代に近い金額です。

毎月払いの金額と12か月一括払いの金額を混ぜて比べると、実際には存在しない差が出てしまいます。

そこでこの記事では、金額をすべて税込・12ヵ月分一括払いの月あたりでそろえます。こどもちゃれんじと進研ゼミ小学講座は2026年度10月号から入会した場合の金額です。「2,880円〜」の「〜」は入会時期と学年で変わるという意味なので、そのまま残します。

1年続かなかった場合に手元から出ていく実支出という判定軸の作り方

比較の軸をひとつに絞るなら、1年分の実支出です。

計算はシンプルです。1年分の受講費に、端末代と、途中でやめた場合の追加請求を足す。これだけで、月額表では見えない差が表に出てきます。

この軸が効くのは、受講費と端末代で戻り方が逆になっているからです。受講費のほうは、一括払いで途中退会すると残額が返金されます。ベネッセの窓口に問い合わせたところ、受講した月号分を毎月払いの月単価で計算し直し、最初に払った一括払いとの差額を返金するとのことでした。

ベネッセ公式からの回答メール(2026年8月28日受領・宛名と管理番号はマスク済み)
ベネッセ公式からの回答メール(2026年8月28日受領・宛名と管理番号はマスク済み)

一方で端末代は逆方向に動きます。継続を前提に割り引かれている分、途中でやめると割引が外れて追加で請求されます。

つまり、受講費は返ってくる方向、端末代は出ていく方向です。この2つを1つの表で足し合わせないと、やめたときの姿は見えません。

こどもちゃれんじと進研ゼミ小学講座の受講費を確認日つきの実額で見る

ここまでの前提をそろえたうえで、実額を並べます。

サービス学年月あたり12ヵ月一括の総額
こどもちゃれんじ すてっぷ デジタル年中1,980円〜24,960円
こどもちゃれんじ すてっぷ ハイブリッド年中2,880円〜35,160円
こどもちゃれんじ じゃんぷ デジタル年長1,980円〜33,660円
こどもちゃれんじ じゃんぷ ハイブリッド年長2,880円〜39,060円
スマイルゼミ 幼児年少〜年長3,630円43,560円
進研ゼミ チャレンジタッチ小13,300円(2年生時4,070円)44,220円
進研ゼミ チャレンジ(紙)小13,300円(2年生時4,200円)45,000円
スマイルゼミ 小学生 標準クラス小13,630円(小2は4,070円)46,200円

(すべて税込・12ヵ月分一括払い。ベネッセ側は2026年度10月号から入会した場合。※2026年9月時点・公式サイト確認)

年間の差額を出します。年中どうしで比べると、スマイルゼミ幼児43,560円に対し、こどもちゃれんじ すてっぷのハイブリッドは35,160円で年8,400円の差、デジタルは24,960円で年18,600円の差です。

ところが小1になると、スマイルゼミ46,200円に対しチャレンジタッチ44,220円で、差は年1,980円まで縮まります。

判定を書きます。幼児期の受講費はこどもちゃれんじが年8,400円から18,600円安く、小学生では年2,000円弱でほぼ並びます。幼児期は「安い」と言い切れる差ですが、小学生の差は月あたり165円で、教材の好みで簡単にひっくり返る幅です。

では幼児期の18,600円は何の代金かというと、専用の端末に学習だけを閉じ込める環境の代金です。スマイルゼミは専用タブレットが必須なので、家の端末を渡さずに済みます。この価値をどう見るかで、判断は変わります。

幼児期のスマイルゼミとこどもちゃれんじの比較は3歳から年長まで結論が変わる

幼児で一括りにされることが多い帯ですが、こどもちゃれんじは年齢でコースが分かれ、タブレット代の条件まで学年で変わります。3歳から年長まで順番に見ていきましょう。

このセクションでわかること
  • 幼児の時期に選ぶならどちらが向くのかを先に結論として示す
  • 3歳で切り替えるべきか今のまま続けるべきかの判断材料
  • 年少の1年間で扱う内容と、紙中心かタブレット中心かという教材形式の差
  • 年中から始める場合に効いてくる差と、途中入会のタイミング
  • 年長で入学準備を意識したときに効いてくる差

幼児の時期に選ぶならどちらが向くのかを先に結論として示す

幼児のうちは、費用と端末の縛りで見るとこどもちゃれんじが有利です。

受講費が年8,400円から18,600円安いうえに、こどもちゃれんじは紙とエデュトイ中心のハイブリッドスタイルと、タブレット1台で進めるデジタルスタイルを選べます。スマイルゼミは専用タブレット一本です。

わが家はこどもちゃれんじを3歳から幼稚園の卒園まで続けました。届くのはワークだけではなく、毎月のエデュトイと保護者向けの冊子がセットです。部屋には教材が増えます。

わが家のリビングに広がったこどもちゃれんじの教材(2018年)
わが家のリビングに広がったこどもちゃれんじの教材(2018年)

この「物が増える」点は、こどもちゃれんじを選ぶときの現実的なコストです。片づけの手間まで含めると、デジタルスタイルのほうが合う家庭もあります。

逆にスマイルゼミが向くのは、家の端末を子どもに渡したくない家庭です。専用タブレットなら、動画やゲームに流れる経路がそもそもありません。費用で選ぶならこどもちゃれんじ、環境を区切ることに払うならスマイルゼミ、という分かれ方になります。

3歳で切り替えるべきか今のまま続けるべきかの判断材料

3歳の時点では、そもそも両社が同じ土俵に立っていない場合があります。

こどもちゃれんじは0歳向けの講座から用意されており、2・3歳向けはぽけっと、年少向けがほっぷという区分です。ベネッセの窓口に問い合わせたところ、コースは申込時に選ぶものの、公式としては子どもの年齢に応じたコースの受講をすすめているとのことでした。

一方でスマイルゼミの幼児コースは、公式の受講費ページで年少から年長までの案内になっています。つまり満3歳で年少になる前の段階だと、選択肢はこどもちゃれんじ側に寄ります。

判断材料はここです。年少になる4月まで待てるなら、その時点で改めて比べるほうが選択肢が増えます。

すでにこどもちゃれんじを受講しているなら、いま慌てて切り替える理由は薄いと考えます。3歳の時期に必要なのは教材の高機能さより、机に向かう時間が日課になることだからです。

続いているものを、比較記事を読んだ勢いで止めるのがいちばんもったいない選び方です。

年少の1年間で扱う内容と、紙中心かタブレット中心かという教材形式の差

年少の1年間は、教材の中身より形式の差が効いてきます。

こどもちゃれんじには紙とエデュトイで進めるハイブリッドスタイルと、タブレットで完結するデジタルスタイルがあります。同じ講座で形式を選べるのは、この年齢帯では大きい違いです。

スマイルゼミは専用タブレットのみです。ひらがなを書く練習も画面上で行います。

どちらが良いかは、子どもがどちらで手を動かすかで決まります。鉛筆を持ちたがる子に画面だけを渡すと、書く量が減ります。逆に紙を出すと散らかして終わる子なら、タブレットに寄せたほうが1日の学習が成立します。

なお、こどもちゃれんじの年少向けコース(ほっぷ)の受講費は入会時期で変わるため、公式の受講費ページで生年月日の区分を選んで確認してください。この記事で実額を出しているのは、年中のすてっぷと年長のじゃんぷです。

  • 紙で手を動かす時間を残したい → こどもちゃれんじ ハイブリッドスタイル
  • 教材を増やしたくない・片づけを減らしたい → こどもちゃれんじ デジタルスタイル
  • 家の端末を渡さず、学習だけの端末を持たせたい → スマイルゼミ

年中から始める場合に効いてくる差と、途中入会のタイミング

年中は、受講費の差がいちばんはっきり出る学年です。

こどもちゃれんじ すてっぷは、12ヵ月分一括払いでハイブリッドが月あたり2,880円〜(総額35,160円)、デジタルが月あたり1,980円〜(総額24,960円)です。毎月払いだとハイブリッド3,640円、デジタル2,390円になります。

スマイルゼミ幼児は12か月一括払いで月あたり3,630円、総額43,560円です。ここに専用タブレット代10,978円が必ず乗ります。

1年分の実支出で並べると、こうなります。

12ヵ月一括の受講費端末代1年分の実支出
こどもちゃれんじ すてっぷ デジタル24,960円別売り9,980円(買う場合)34,940円
こどもちゃれんじ すてっぷ ハイブリッド35,160円別売り9,980円(買う場合)45,140円
スマイルゼミ 幼児43,560円10,978円(必須)54,538円

(税込。こどもちゃれんじは2026年度10月号から入会した場合。別売りタブレットの割引は12ヵ月以上の連続受講が条件。※2026年9月時点・公式サイト確認)

年中で1年間続けた場合、いちばん安い組み合わせといちばん高い組み合わせで19,598円の開きが出ます。月額表だけを見ていると、この差は最後まで見えません。

途中入会のタイミングも押さえておきましょう。こどもちゃれんじは月号単位で届き、本講座の退会締切は希望月号の前月5日です。英語オプションのこどもちゃれんじEnglishは前月20日で、締切日が違います。

年長で入学準備を意識したときに効いてくる差

年長はタブレット代の条件が変わる学年です。ここを知らずに比べると、判断を間違えます。

こどもちゃれんじ じゃんぷの別売りタブレットは、24ヵ月連続受講で0円になります。年中のすてっぷは12ヵ月以上の連続受講で9,980円ですから、条件も金額も別物です。

年長から入って24ヵ月続けるなら、こどもちゃれんじの別売りタブレットは0円になります。

受講費は12ヵ月分一括払いでハイブリッドが月あたり2,880円〜(総額39,060円)、デジタルが月あたり1,980円〜(総額33,660円)です。毎月払いはハイブリッド3,880円、デジタル2,390円になります。

24ヵ月という条件が現実的なのは、年長の次が小学1年生だからです。じゃんぷを終えたあとは進研ゼミ小学講座へ進む流れになるので、そのまま続けば24ヵ月に届きます。

ただし注意点があります。24ヵ月連続受講で0円というのは、24ヵ月続けた場合の条件です。途中でやめたときに端末代の差額を請求されるかどうかは、割引の注意事項が確認できていないため、この記事では断定しません。申し込む前に必ず公式の注意書きを開いてください。

こどもちゃれんじの教材の中身を先に見ておきたい場合は、こどもちゃれんじの教材を資料で見てみると、月号ごとに何が届くかが分かります。資料請求は無料なので、入会を決める前の段階でも使えます。

小学生のスマイルゼミとこどもちゃれんじの比較は相手がチャレンジタッチに変わる

小学生の帯では、比較の相手そのものが変わります。ブランド名の取り違えを先に解いてから、料金と学年ごとの上がり方を見ていきましょう。

このセクションでわかること
  • 小学生になると比較相手が進研ゼミ小学講座に変わる理由
  • チャレンジタッチとスマイルゼミはどちらが良いのかを料金と教科数をそろえて見る
  • 幼児向けと小学生向けでブランド名が変わることを知らずに申し込むと起きること
  • 学年が上がると月あたりの会費が上がる側と、学年で変わらない側の差

小学生になると比較相手が進研ゼミ小学講座に変わる理由

こどもちゃれんじは幼児向けの講座で、小学生向けの講座ではありません。

コースはぽけっと(2・3歳)、ほっぷ(年少)、すてっぷ(年中)、じゃんぷ(年長)の4区分で、じゃんぷが最後です。小1からはベネッセの進研ゼミ小学講座に移ります。

英語オプションについても、ベネッセに問い合わせたところ、こどもちゃれんじEnglishの卒業後はChallenge Englishを案内しているものの、Challenge EnglishはこどもちゃれんじEnglishを引き継ぐ形ではなく、レベル別に最適な学習を提供するものだという回答でした。同じ会社の講座でも、そのまま進級するわけではありません。

つまり小学生の親が「スマイルゼミとこどもちゃれんじ、どっちがいい」と考えているとき、実際に比べるべき相手は進研ゼミ小学講座のチャレンジタッチです。

スマイルゼミの英語機能そのものを詳しく知りたい方はスマイルゼミの英語機能を詳しく見るもあわせてご覧ください。

進研ゼミ小学講座がどんな教材なのかを先に確かめたい場合は、進研ゼミ小学講座がどんな教材か資料で確認するのが早いです。

チャレンジタッチとスマイルゼミはどちらが良いのかを料金と教科数をそろえて見る

小1で条件をそろえると、受講費はほぼ並びます。

1年生時 月あたり2年生時 月あたり12か月一括の総額端末代
スマイルゼミ 小学生 標準クラス3,630円4,070円46,200円10,978円(必須)
進研ゼミ チャレンジタッチ3,300円4,070円44,220円9,980円または手持ち端末で0円
進研ゼミ チャレンジ(紙)3,300円4,200円45,000円不要

(すべて税込・12か月分一括払い。10月号から入会した場合。※2026年9月時点・公式サイト確認)

受講費の総額差は1,980円です。ところが端末代を足すと景色が変わります。

1年分の実支出は、スマイルゼミが46,200円+10,978円で57,178円。チャレンジタッチは端末を買う場合で44,220円+9,980円の54,200円、手持ちのタブレットを使う場合は44,220円です。

端末を買わない選択をした場合、1年間の実支出の差は12,958円まで開きます。

教科の範囲はコースと学年で変わります。スマイルゼミの小学生コースには標準クラスがあり、この表で使っているのは標準クラスの金額です。どこまでの教科が含まれるかは、料金をそろえたうえで公式の講座内容ページを確認するのが確実です。

英語だけを取り出して比べたい場合は、教科数ではなく英語カリキュラムの中身で見る必要があります。小学生の英語だけを通信教育で受けられるのか3社に確認した結果で進研ゼミとZ会の条件を整理しています。

幼児向けと小学生向けでブランド名が変わることを知らずに申し込むと起きること

ブランド名を取り違えたまま申し込むと、締切と講座が噛み合わなくなります。

こどもちゃれんじとチャレンジタッチは、どちらもベネッセの講座ですが別物です。さらにこどもちゃれんじ本体とこどもちゃれんじEnglishも別で、退会締切が前月5日と前月20日で違います。

「チャレンジ」という名前が付いているだけで同じ講座だと思い込むと、退会の申し出が締切に間に合わないことがあります。

もうひとつ知っておきたいのが、講座そのものが終了する場合です。ベネッセに確認したところ、0歳から8歳を対象にしていたWorldwide Kidsはすでにサービスを終了しており、受講内容の案内はできないとのことでした。数年前の比較記事を読んで名前を覚えていると、いま申し込めない講座を探すことになります。

申し込む前に、講座名・対象年齢・退会締切の3つをセットで確認してください。3つそろえば取り違えは起きません。

学年が上がると月あたりの会費が上がる側と、学年で変わらない側の差

学年で会費が動くかどうかは、幼児期と小学生で扱いが変わります。

幼児期は据え置きです。こどもちゃれんじは12ヵ月一括払いの月あたりが、すてっぷ(年中)もじゃんぷ(年長)もハイブリッド2,880円〜、デジタル1,980円〜で同じです。スマイルゼミの幼児コースも年少から年長まで3,630円で変わりません。

小学生になると、両社とも上がります。スマイルゼミ小学生は1年生時3,630円から2年生時4,070円へ、チャレンジタッチは3,300円から4,070円へ。紙のチャレンジは3,300円から4,200円です。

1年生時2年生時上がり幅
スマイルゼミ 小学生 標準クラス3,630円4,070円440円
進研ゼミ チャレンジタッチ3,300円4,070円770円
進研ゼミ チャレンジ(紙)3,300円4,200円900円

(税込・12か月分一括払いの月あたり。※2026年9月時点・公式サイト確認)

上がり幅で見るとチャレンジタッチのほうが大きく、2年生時には両社が同額の4,070円で並びます。入り口の安さだけで選ぶと、2年目に差が消えます。

学年が上がるほど会費は上がっていくので、比較するときは入会年度の月額ではなく、続ける予定の年数分で見るほうが実態に近くなります。

タブレットで見るスマイルゼミとこどもちゃれんじの比較は端末代の精算方法で差がつく

ここがこの記事でいちばん見てほしいところです。両社とも継続を前提に端末代を割り引いていますが、続かなかったときの扱いが違います。

このセクションでわかること
  • タブレットの仕様と使い方をそろえて見た2社の違い
  • スマイルゼミの専用タブレット代は税込10,978円で、12か月以上の継続利用が前提になっている
  • 6か月以上12か月未満で退会すると税込7,678円が追加請求され、6か月未満なら税込32,802円を請求すると公式に明記されている
  • 進研ゼミのチャレンジパッドは定価29,980円で、長期受講タブレット割引を使わない購入もできる
  • 画面の破損や故障が起きたときにかかる費用と、サポートに入るかどうかの判断

タブレットの仕様と使い方をそろえて見た2社の違い

決定的な違いは、端末を買わずに始められるかどうかです。

スマイルゼミは専用タブレットが必須で、手持ちの端末では受講できません。

チャレンジタッチは公式に「ご受講にはタブレットが必要です」としたうえで、選択肢を2つ示しています。手持ちのタブレットを使用するか、新・学習用タブレットを購入するか。購入する場合の端末は、専用タッチペンで画面に手をついて鉛筆と同じように書ける静電式です。

専用端末端末代(継続した場合)手持ち端末で受講
スマイルゼミ必須10,978円不可
チャレンジタッチ購入または手持ち9,980円(12ヵ月以上連続受講)可能
こどもちゃれんじ デジタルスタイル別売り(任意)年中9,980円/年長0円(24ヵ月連続受講)要確認

(税込。※2026年9月時点・公式サイト確認)

端末を買わずに始められる選択肢が公式に示されているのは、この3つのなかではチャレンジタッチだけです。

ただし、どんなタブレットでも使えるわけではありません。進研ゼミの公式ページには利用可能端末の一覧と注意事項へのリンクがあるので、家にある端末が対象かどうかは申し込み前に確認してください。

こどもちゃれんじのデジタルスタイルについては、別売りタブレットが任意であることは公式に書かれていますが、手持ち端末で受講できるかは確認できていません。ここも問い合わせてから決めるのが安全です。

スマイルゼミの専用タブレット代は税込10,978円で、12か月以上の継続利用が前提になっている

スマイルゼミの専用タブレット代は、税抜9,980円・税込10,978円です。初回に一括で請求され、1,078円×12回の分割払いも選べます。

この金額には条件が付いています。公式ページに「12か月以上の継続利用」が前提として書かれており、その前提で割り引かれた価格が10,978円です。

わが家もスマイルゼミを使っていました。画面は進度に沿って進む作りで、子どもが自分で開いて自分で終わらせるところまでは問題なく回っていました。

わが家で使っていたスマイルゼミの英語画面
わが家で使っていたスマイルゼミの英語画面

端末そのものへの不満はありませんでした。ただ、申し込むときに見ていたのは「タブレット代9,980円」という表示だけで、その横に付いている継続の条件までは読んでいませんでした。

端末代って、買い切りじゃないんですか

筆者
筆者

買い切りの値段ではなく、12か月続ける人向けの値段だと考えるほうが近いです。

6か月以上12か月未満で退会すると税込7,678円が追加請求され、6か月未満なら税込32,802円を請求すると公式に明記されている

割引の前提を満たさなかった場合の扱いは、公式ページに金額まで書かれています。

6か月以上12か月未満で退会した場合は、税抜6,980円・税込7,678円が追加で請求されます。6か月未満で退会した場合は、専用タブレット代金29,820円(税込32,802円)を請求すると記載されています。

金額の読み方には注意が必要です。6か月未満のケースについて、公式の文言は「追加」という語を使っていません。申込時の10,978円に上乗せされるのか、タブレット代がその金額に置き換わるのか、記載だけではどちらとも読めます。合計でいくらになるかは、申し込む前に公式へ直接確認してください。

進研ゼミ側の条件も見ておきます。チャレンジパッド第6世代の長期受講タブレット割引は、申し込んだ月号を起点に対象講座を12ヵ月連続で受講することが条件です。申込時の支払いが9,980円で、12ヵ月未満で退会した場合は残額20,000円を追加で支払うことになります。9,980円と20,000円を足すと、通常価格の29,980円になります。

申込時の支払い早期退会時の追加請求割引なしの価格
チャレンジパッド第6世代9,980円12ヵ月未満の退会で20,000円29,980円
スマイルゼミ 専用タブレット10,978円6〜12か月未満で7,678円/6か月未満で32,802円の請求と記載公式文言のとおり
こどもちゃれんじ 別売りタブレット年中9,980円/年長0円未確認(割引の注意事項が未取得)29,980円

(税込。※2026年9月時点・公式サイト確認)

表を読むと、構造は同じです。継続を前提に端末代を割り引き、条件を満たさなければ残りを支払う。違うのは金額と、境界の刻み方です。スマイルゼミには6か月という第2の境界があり、そこを下回ると請求額が一気に上がります。

なお、タブレット型学習教材の解約をめぐるトラブルは以前から相談として持ち込まれています。国民生活センターに寄せられたタブレット型学習教材の解約に関する紛争事例も公開されているので、契約前に条件を読む習慣を持っておくと安心です。

進研ゼミのチャレンジパッドは定価29,980円で、長期受講タブレット割引を使わない購入もできる

チャレンジパッドには、割引を使わないという選択肢があります。

公式の受講費ページには、長期受講タブレット割引を利用せずに購入することも可能だと注記されています。その場合の価格が通常価格の29,980円です。

一見すると損に見えますが、意味があります。12ヵ月連続受講という条件を最初から外せるので、途中でやめても追加の請求が発生しません。

3つの入り方を比べます。

買い方支払う金額12ヵ月未満でやめた場合
割引を使って購入9,980円追加20,000円(合計29,980円)
割引を使わずに購入29,980円追加なし
手持ちのタブレットを使う0円追加なし

(税込。※2026年9月時点・公式サイト確認)

続く自信がないなら、割引を使わないか手持ち端末を使うかで、精算そのものを回避できます。この逃げ道があるのが進研ゼミ側で、専用端末が必須のスマイルゼミにはありません。

とはいえ、続くつもりで始める家庭がほとんどでしょう。だからこそ、3つのうちどれを選んだかを申し込み画面で見返しておく価値があります。

画面の破損や故障が起きたときにかかる費用と、サポートに入るかどうかの判断

端末が壊れたときの影響も、専用機かどうかで変わります。

スマイルゼミは専用タブレットでしか受講できないので、壊れると学習そのものが止まります。代わりの端末で続けるという回避策がありません。

チャレンジタッチは手持ちのタブレットで受講できるため、購入した端末が壊れても家にある別の端末で続けられる可能性があります。学習が止まる期間を短くできるのは、実務的にありがたい違いです。

修理や交換の費用、サポートサービスの料金と加入条件は、講座と時期で変わります。この記事では実額を確認できていないため金額は書きません。申込画面でサポートの案内が出てきたら、その場で年額と補償範囲を読んでから決めてください。

判断の目安はシンプルです。子どもが端末を落とす前提で暮らしているならサポートに入る、机の上から動かさない運用ができているなら見送る。この2択で十分だと考えます。

Q
専用タブレットが壊れたら受講は止まりますか
A

スマイルゼミは専用タブレット必須のため、代替端末での受講はできません。チャレンジタッチは手持ちタブレットでの受講が公式に認められているので、別の端末で続けられる可能性があります。

やめた家庭の声から見るスマイルゼミとこどもちゃれんじの比較

やめた理由は教材の質とは限りません。わが家の実例と、検索上位に出てくるQ&Aで語られている内容を、費用と仕様の事実に照らして確かめます。

このセクションでわかること
  • スマイルゼミをやめた理由として繰り返し挙がる3つのパターン
  • 悪い口コミとして語られている内容を、費用と仕様の事実で照合する
  • 知恵袋に投稿された相談と回答から読み取れる乗り換えの実態
  • こどもちゃれんじ側に挙がっている不満と、どちらにも共通する続かない理由

スマイルゼミをやめた理由として繰り返し挙がる3つのパターン

わが家がスマイルゼミをやめたのは、小学1年生のときです。

学校で配られたタブレットに、スマイルゼミと同じジャストシステムが提供する学習サービスが入っていました。タブレット学習は学校だけで十分だという結論になり、公文も続けていたので、スマイルゼミはやめました。

教材の質に不満があってやめたわけではありません。家庭の学習環境のほうが変わって、家で同じことをする理由がなくなりました。

これは特殊な事情ではありません。文部科学省が推進するGIGAスクール構想(1人1台端末)によって、小学生が学校で端末を1台持つのは当たり前になりました。家庭のタブレット教材と役割が重なる家庭は、これから増えていきます。

やめた理由として語られるパターンを3つに整理します。

1つ目が、いま書いた学校の端末との重複です。学校で配られた端末に学習サービスが入っていると、家庭で同じ形式をもう1つ持つ必要が薄くなります。

2つ目が、ごほうび要素やゲーム機能に気が向いて学習が続かなくなるケース。検索上位の比較記事とQ&Aの双方で繰り返し語られている論点です。

3つ目が、内容が簡単に感じられて別の教材へ乗り換えるケースです。学習が進んでいる子ほど、標準クラスの分量で物足りなさが出ます。

3つとも共通しているのは、教材が悪いという話になっていない点です。家庭の状況と教材の役割がずれたときに、やめる判断が起きています。

悪い口コミとして語られている内容を、費用と仕様の事実で照合する

悪い口コミとして挙がる内容は、事実に当てると2種類に分かれます。仕様どおりのものと、確認不足によるものです。

「途中でやめると高くつく」という声は、仕様どおりです。6か月未満の退会で税込32,802円を請求すると公式に書かれている以上、想定外の請求ではありません。ただし申込画面で読み飛ばしやすい位置にあるのも事実です。

「ゲームばかりしている」という声も、仕様の理解の問題です。学習の達成でごほうびアプリなどが開く設計は、続けさせるための仕組みとして最初から入っています。遊びの要素が付いていることを知ったうえで、使う時間を家庭で決められるかどうかが分かれ目になります。

一方で「思ったより簡単だった」という声は、クラスやコースの選択で解消できる場合があります。標準クラスで物足りないなら、上のクラスや他社の教材に移るという判断になります。

費用面以外のデメリットまで細かく知りたい方はスマイルゼミのデメリットを費用以外の面から確認するで仕様面の不満も含めて整理しています。

こうして並べると、悪い口コミの多くは「入る前に読めば防げた」ものです。読めば防げるからこそ、契約前に条件を確認する時間を取る価値があります。

知恵袋に投稿された相談と回答から読み取れる乗り換えの実態

検索上位に出てくるQ&Aは、この比較で最も詳しい内容が集まっている場所のひとつです。

そこで語られているのは、スマイルゼミからチャレンジタッチへ移った家庭の実例や、途中で退会したあとに端末の不具合が増えたという困りごと、内容が簡単に感じられたという指摘です。いずれも、教材の優劣ではなく運用上の困りごととして書かれています。

読み取れるのは、乗り換えが「失敗」として語られていないことです。学年が上がって必要な教材が変わったから移った、という順序で語られています。

幼児期に選んだ教材を小学生まで引きずる必要はありません。むしろ小1のタイミングは、講座そのものが切り替わる区切りなので、比べ直すのに向いています。

引用元のQ&Aは投稿者の家庭状況が個別に異なるため、金額や条件については必ず公式の記載で裏を取ってください。この記事で金額を書いているのは、すべて公式サイトで確認できたものだけです。

こどもちゃれんじ側に挙がっている不満と、どちらにも共通する続かない理由

こどもちゃれんじにも不満はあります。いちばん多いのが、物が増えることです。

毎月エデュトイと紙の教材が届きます。わが家も、遊んだあとの梱包材と仕様書がしばらく床に残っていました。

こどもちゃれんじEnglish〈ぽけっと〉の教材で遊んだあとのわが家のリビング
こどもちゃれんじEnglish〈ぽけっと〉の教材で遊んだあとのわが家のリビング

片づけまで含めると親の手が入ります。ここが負担になる家庭では、デジタルスタイルを選ぶか、他社のタブレット教材に寄せたほうが続きます。

教材が増えること自体は欠点ではありませんが、片づける人がいない家では確実に停滞の原因になります。

両社に共通する続かない理由は、ひとつに集約できます。子どもが取り組む時間が、生活の中に確保されていない場合です。

わが家は公文を続けていたので、家庭学習の時間はすでに埋まっていました。そこにタブレット教材を重ねると、片方が余ります。教材を足す前に、いま家庭学習に使っている時間を数えてみてください。空きがないなら、どちらを選んでも同じ結果になります。

向き不向きで決めるスマイルゼミとこどもちゃれんじの比較の最終判定

ここまでの数字と事実を、家庭の条件に落とします。どちらかを持ち上げる書き方はしません。当てはまるほうを選んでください。

このセクションでわかること
  • スマイルゼミが向いている家庭と向いていない家庭の条件
  • こどもちゃれんじと進研ゼミ小学講座が向いている家庭と向いていない家庭の条件
  • どちらも決め手に欠けるときにZ会を含めて比べる場合の判断軸
  • 迷ったときに1年分の実支出と続く見込みで決める手順

スマイルゼミが向いている家庭と向いていない家庭の条件

スマイルゼミが向くのは、学習の環境を物理的に区切りたい家庭です。

専用タブレットしか使えないという制約は、裏を返せば動画やゲームへの経路がないということです。家の端末を渡すと別のアプリに流れてしまう子には、この閉じた設計が効きます。

親の手がかかりにくい点も特徴です。教材が毎月届いて増えることがなく、片づける対象がタブレット1台で済みます。共働きで親の在宅時間が短い家庭では、この差は小さくありません。

  • 家の端末を渡すと学習以外に流れてしまう
  • 教材を増やしたくない・片づけの手間を減らしたい
  • 12か月以上続ける見込みが立っている

向いていないのは、次の条件に当てはまる家庭です。学校で配られた端末で家庭学習まで回っている場合、役割が重なります。6か月で見切る可能性がある場合は、端末代の精算が最も重い負担になります。手持ちのタブレットを活かしたい場合も、専用端末必須なので選択肢に入りません。

英検対策としての適性まで踏み込んで知りたい家庭はスマイルゼミは英検対策に向くか確認するを参考にしてください。

こどもちゃれんじと進研ゼミ小学講座が向いている家庭と向いていない家庭の条件

こどもちゃれんじと進研ゼミ小学講座が向くのは、費用の総額を抑えたい家庭と、形式を選びたい家庭です。

幼児期の受講費は年8,400円から18,600円安く、紙とデジタルのどちらのスタイルも選べます。小学生ではチャレンジとチャレンジタッチを選べて、手持ちのタブレットがあれば端末代0円で始められます。

一括払いで途中退会しても、受講した月号分を毎月払いの月単価で計算し直し、差額が返金されます。ここはベネッセに問い合わせて確認しました。受講費については、やめても払い損にならない設計です。

  • 1年間の総額をできるだけ抑えたい
  • 家にタブレットがあり、端末代を払いたくない
  • 紙のワークとデジタルのどちらかを子どもに合わせて選びたい
  • 添削で第三者に見てもらう仕組みがほしい

向いていないのは、毎月届く紙とエデュトイが負担になる家庭です。ハイブリッドスタイルは物が増えます。この場合はデジタルスタイルに寄せるのが現実的です。

もうひとつ、チャレンジパッドの長期受講割引を使う場合は12ヵ月未満の退会で残額20,000円が発生します。短期で試したいなら、割引を使わないか手持ち端末を選んでください。

差分はここまで来るとひとつです。スマイルゼミは専用タブレットが必須で10,978円かかり、チャレンジタッチは手持ちタブレットでも受講できます。

\専用タブレット不要/

※資料請求は無料です

どちらも決め手に欠けるときにZ会を含めて比べる場合の判断軸

2社を見比べても決まらない場合、Z会が第3の候補になります。

Z会は幼児から高校生まで講座が続いていて、紙のテキストとタブレットのどちらでも受講できます。受講費は学年とコース、それに教科の数で変わるので、教科を絞るか広く取るかで金額が動きます。

判断軸を1つ挙げるなら、問題の質です。Z会は量をこなす設計ではなく、考えて答えを作る問題に比重があります。子どもが1問に向き合える時間を持っているかで、合う合わないが分かれます。

逆に言えば、安さで選ぶ土俵ではありません。費用を抑えることが最優先なら、幼児期のこどもちゃれんじ デジタルスタイルのほうが下です。

教材の中身を確かめてから決めたい場合は、Z会小学生コースの教材と受講費を資料で見ると、実際のお試し教材で難易度を確認できます。

迷ったときに1年分の実支出と続く見込みで決める手順

最後に、決め方を手順にします。上から順に埋めれば結論が出ます。

1年分の実支出で決める4ステップ
  • STEP1
    学年で比較相手を確定する

    幼児ならこどもちゃれんじの該当コース、小1以降なら進研ゼミ小学講座のチャレンジタッチ。ここを間違えると、以降の比較がすべてずれます。

  • STEP2
    12か月続けられるかを正直に見積もる

    続く自信があるなら端末代の割引を使う。自信がないなら、割引を使わないか手持ち端末を選ぶ。ここが実支出を一番動かします。

  • STEP3
    端末を買うか手持ちで済ませるかを決める

    スマイルゼミは専用タブレット必須で10,978円。チャレンジタッチは手持ち端末なら0円。まず家にある端末が対象かを公式で確認します。

  • STEP4
    1年分の実支出で並べて締切を確認する

    受講費の12ヵ月一括総額に端末代を足して比べる。決めたら、入会の締切日と退会締切日を控えておきます。

わが家の判断も、この手順に当てはめると説明がつきます。公文で家庭学習の時間が埋まっていて、学校の端末とも役割が重なった。だからスマイルゼミを続ける理由がなくなりました。

教材を比べる前に、まず家庭の学習時間に空きがあるかを見てください。空きがないまま足しても、どちらの教材も余ります。

スマイルゼミとこどもちゃれんじの比較でよくある質問(FAQ)

最後に、申し込み直前に迷いやすい5つの疑問に答えます。公式で確認できた範囲と、確認できていない範囲を分けて書きます。

このセクションでわかること
  • 途中でやめたときにタブレット代はいくら請求されますか
  • 兄弟で同じ端末や教材を使い回すことはできますか
  • 紙とタブレットではどちらが学習内容が身につきますか
  • 幼児から小学生に上がるタイミングで教材を変えるべきですか
  • 資料請求や体験だけを先にしてみることはできますか
Q
途中でやめたときにタブレット代はいくら請求されますか
A

スマイルゼミは6か月以上12か月未満の退会で税込7,678円が追加請求され、6か月未満なら専用タブレット代金29,820円(税込32,802円)を請求すると公式に記載されています。進研ゼミのチャレンジパッド第6世代は12ヵ月未満の退会で残額20,000円です。こどもちゃれんじの別売りタブレットは注意事項が確認できていないため、申込前に公式へご確認ください。

Q
兄弟で同じ端末や教材を使い回すことはできますか
A

端末とアカウントの扱いは講座ごとに規約が定められているため、この記事では断定しません。申込前に公式の規約と利用条件を確認してください。紙の教材については、書き込んで使うワークが中心なので、下の子が同じものをそのまま使うのは現実的ではありません。

Q
紙とタブレットではどちらが学習内容が身につきますか
A

どちらが身につくかは形式ではなく、その子が続けられるかで決まります。鉛筆を持ちたがる子に画面だけを渡すと書く量が減り、紙を出すと散らかして終わる子はタブレットに寄せたほうが1日の学習が成立します。こどもちゃれんじと進研ゼミ小学講座は同じ講座内で形式を選べるので、迷う場合はこの2社のほうが調整しやすいです。

Q
幼児から小学生に上がるタイミングで教材を変えるべきですか
A

小1は講座そのものが切り替わる区切りなので、比べ直すのに向いたタイミングです。こどもちゃれんじは年長のじゃんぷで終わり、小1からは進研ゼミ小学講座に移ります。英語についても、ベネッセに確認したところChallenge EnglishはこどもちゃれんじEnglishを引き継ぐ形ではないとのことでした。同じ会社でも自動で進級するわけではないので、この時点で他社も含めて見直す価値があります。

Q
資料請求や体験だけを先にしてみることはできますか
A

できます。進研ゼミ小学講座もこどもちゃれんじも資料請求は無料で、月号ごとに何が届くかを紙で確認できます。入会の締切日は月号ごとに決まっていて、2026年度10月号の場合は9月13日(日)がしめ切り日、最終しめ切り日が9月23日(水)です。締切をまたぐと開始月がずれるので、資料だけ先に取り寄せて落ち着いて比べるほうが失敗しません。

まとめ:スマイルゼミとこどもちゃれんじの比較は学年帯とやめた時の実費で決める

公式の数字と、両方を受講した側から見えたことを整理します。

  • 月額を横に並べても差は出ない。学年帯と、1年続かなかったときの実支出で結論が変わる
  • こどもちゃれんじは幼児向けの講座で、小1からは進研ゼミ小学講座に相手が変わる
  • 幼児期の受講費はこどもちゃれんじが年8,400円から18,600円安い(12ヵ月一括・税込)
  • 小1の受講費差は年1,980円で、月あたり165円までほぼ並ぶ
  • 1年分の実支出は、年中でスマイルゼミ54,538円に対しこどもちゃれんじ デジタルが34,940円
  • 小1ではスマイルゼミ57,178円、チャレンジタッチが端末購入で54,200円、手持ち端末なら44,220円
  • スマイルゼミの専用タブレット代は税込10,978円で、12か月以上の継続利用が前提
  • 6か月以上12か月未満の退会で税込7,678円が追加請求される
  • 6か月未満の退会は専用タブレット代金29,820円(税込32,802円)を請求すると公式に記載がある
  • チャレンジパッド第6世代は申込時9,980円、12ヵ月未満の退会で残額20,000円、通常価格29,980円
  • こどもちゃれんじの別売りタブレットは年中9,980円(12ヵ月以上連続受講)、年長0円(24ヵ月連続受講)
  • こどもちゃれんじの早期退会時の端末代は注意事項が未確認のため、この記事では断定していない
  • 受講費は一括払いの途中退会で残額が返金される。端末代とは逆方向に動く
  • スマイルゼミは専用タブレット必須で、手持ち端末では受講できない
  • チャレンジタッチは手持ちのタブレットで受講でき、端末費用0円で始められる
  • 割引を使わずチャレンジパッドを29,980円で買えば、早期退会時の追加請求は発生しない
  • 入会金・送料はどちらも0円。初期費用の差は端末代にほぼ集約される
  • 学年が上がると小学生では両社とも会費が上がり、2年生時は4,070円で並ぶ
  • こどもちゃれんじ本体の退会締切は前月5日、こどもちゃれんじEnglishは前月20日で異なる
  • Worldwide Kidsはすでにサービスを終了している
  • わが家がスマイルゼミをやめたのは、学校で配られた端末に同じジャストシステムの学習サービスが入っていたから
  • やめた理由は教材の質ではなく、家庭の学習環境と役割が重なったこと
  • 教材を足す前に、いま家庭学習に使っている時間に空きがあるかを数える

ここまで数字をそろえれば、あとは家にタブレットがあるかどうかで入り口が決まります。

手持ちの端末が使えるなら、初年度の負担はいちばん軽くなります。まずは資料で教材の中身と対象端末の条件を確認して、締切日を押さえておきましょう。

学年ではなくレベルで進む小学生英語!進研ゼミの「 チャレンジイングリッシュ 」

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筆者
筆者

小学生の英語でつまずく原因の多くは、学校の進度と子どものレベルが噛み合っていないことです。チャレンジイングリッシュはそこを学年から切り離してくれるので、進んでいる子も遅れている子も同じ教材で続けられます。いきなり申し込む必要はありません。資料請求だけでも、教材の中身とレベル判定の仕組みは十分わかります。

チャレンジイングリッシュは、ベネッセの進研ゼミ小学講座で使える小学生向けの英語教材です。

いちばんの特徴は、学年に縛られずレベル別に進むこと。最初にレベル判定を受けて、その子に合ったところからスタートします。

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小学校の英語授業についていけるか不安、でも英会話スクールに通わせる時間はない。そういう家庭がまず検討する定番です。

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