公文英語の進度は速い?遅い?基準表と認定証で今の位置を読む

公文英語の進度は速い?遅い?基準表と認定証で今の位置を読む 通学スクール
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公文英語の進度、うちの子は速いのか、遅いのか。

教室で基準表の紙をもらったり、子どもが認定証を持ち帰ってきたりして、数字の読み方に迷っていませんか。

B150、HⅡ180、全国順位。並んだ数字だけを見ても、何と比べればいいのか分かりにくいですよね。

先に答えを置きます。

公文英語の進度一覧表は、学年と時期ごとに「この教材のこの番号まで来ていれば載る」線を、3段で引いた表です。

ふつうの子の速さを示した表とは違います。いちばん下の「進一基準」でさえ、公文の公式ページ「教科別進度一覧表基準」に「学年より半年先のレベル」と書かれています。

だから「速い?遅い?」は、平均と比べて決めなくて大丈夫です。

わが子の学年の行と、いちばん近い判定月の列を見て、今の教材と番号が3段のどこより先かを読めば足ります。

認定証は、判定した月の進度が基準以上だったことを証明する紙。順位は、教科と学年ごとに出る順番です。

どちらも、ほかの子と競う点数としてより、わが子の記録を読むものさしとして使うのがいいと考えています。

書いているのは、小4と小2の子を育てる父親です。TOEICは800点超で、英会話は今も修行中。

上の子は小2の9月に公文英語を始め、2026年8月に小4の英語の認定証を受け取りました。その実物と、公文の公式の基準表をもとに書いています(2026年10月時点)。

読み終えるころには、わが子の教材と番号を基準表に当てはめ、認定証を項目ごとに読み、進め方を変えたいときに先生と何を話せばいいかが分かっているはずです。

この記事のポイント
  • 進度一覧表は、学年と時期ごとに引かれた3段の線。いちばん下の進一基準は「学年より半年先」で、標準のペースとは違う
  • 見るのは、わが子の学年の行と、6月末・9月末・12月末・3月末のうちいちばん近い列だけ
  • 認定証は、判定した月の進度が基準以上だったことを証明する紙。わが家の紙は6月末の進度で、届いたのは8月だった
  • 順位は教科と学年ごとに表示される。前回より上か下かより、教材の番号が進んだかを見れば足りる
  • 英語の小5以下のオブジェは、公式ページの3学年先より高い、教室で配られた紙の「オブジェ」の行で決まる
  • 1年で何教材進むかは子どもごとに違う。早めたいときは、宿題の量を先生と相談できる
目次

公文英語の進度を見る表は、ふつうの速さではなく「ここまで来ていれば載る」線

基準表を読む前に、表が何を示している表なのかを押さえておきます。ここを取り違えると、数字を見るたびに「うちの子は遅いのでは」と不安になりやすいからです。表の作り、いちばん下の線の意味、見られる場所、判定の月、教材の学年相当との違いを順に見ていきます。

このセクションでわかること
  • 公文式の進度一覧表は、学年と時期ごとに3段の線を引いた表
  • いちばん下の線「進一基準」は学年より半年先で、標準のペースではない
  • 公文英語の進度一覧と進度表は、教室の紙と公式ページとiKUMONで見られる
  • 公文の進度一覧表を英語で読むときは、6月末・9月末・12月末・3月末の4列を見る
  • 公文英語の教材の進度と「教材が何年生相当か」は別のものさし

公文式の進度一覧表は、学年と時期ごとに3段の線を引いた表

公文式の進度一覧表は、学年ごとに「この時期に、この教材のこの番号まで来ていれば載る」という線を並べた表です。

英語の表は、公文の公式サイトの教科別進度一覧表基準のページで、誰でも見られます。

作りはシンプルです。

表の向き 並んでいるもの
段(基準) 進一基準・2学年先・3学年先の3段
学年 幼少未満・幼少・幼中・幼長、小1〜小6、中1〜中3、高1・高2
時期(判定の月) 6月末・9月末・12月末・3月末の年4回
マスの中身 教材の記号と番号(例:B150、GⅠ100)

1つの学年には、判定の月4つ×段3つで、12個の数字が並びます。

とはいえ、全部を覚える必要はありません。わが子に関係するのは、そのうち1つの月の3つの数字だけです。

公文は、この表彰の仕組み全体を、公式ページ「がんばるみんなを応援」でこう説明しています。

「多くの公文生が日々学習を積み重ねていった結果、大きく学年を越えて学習するようになります。いくつもの目標を達成するたびに、一人ひとりの夢の実現に近づいていく、KUMONはそんな子ども達を応援しています。」

学年を越えて進んだ子を応援するための線、と読むのが素直です。

基準表のページには、「『進一基準』以上を学習している方は、公文式学習者向けサイト、『iKUMONサイト』のヒストリーページで、自分自身の『進度一覧表掲載進度・順位』をご覧いただけます。」という案内もあります。

表の学年は、高2の列まで続いています。

いちばん下の線「進一基準」は学年より半年先で、標準のペースではない

3段のうち、いちばん下の線が「進一基準」です。

公式ページの表の下には、こう注記があります。

「※進一基準とは学年より半年先のレベルです」

進一基準は、その学年で普通にいる位置を示した線とは違います。

学年より半年先に進んでいる子を拾うための線です。学年相当の教材を学んでいる子は、まだ進一基準の手前にいる計算になります。

うちの子、進一基準にまだ届いていないんです。遅れているってことですか?

筆者
筆者

遅れではありません。進一基準は学年より半年先の線なので、届いていなければ、表に載る線の手前にいるというだけです。

その上に「2学年先」「3学年先」の段が続きます。表を読むときは、段の名前と数字をそのまま使えば十分です。

数字がずらりと並ぶと、つい平均の進み方の表に見えてしまいますよね。

表の注記の1行を先に読んでおけば、この取り違えは防げます。

公文英語の進度一覧と進度表は、教室の紙と公式ページとiKUMONで見られる

家庭によって「進度一覧」「進度表」「基準表」と呼び方はまちまちですが、指しているのは同じ表です。

公文英語の進度表を見られる場所は、3つあります。

見られる場所 中身 気をつける点
教室で配られる紙 英語の進度一覧基準表 わが家の紙には、3月末に「オブジェ」の行もあった
公文の公式ページ 教科別進度一覧表基準 誰でも見られる。英語の表は3学年先の段まで
iKUMONのヒストリーページ わが子の進度一覧表掲載進度・順位 iKUMONへの登録・認証が要る

ヒストリーページは、公式のヒストリーページについての説明で、「学習月の翌月25日頃に更新されます。」とされています。

わが家に配られた紙と公式ページの数字を見比べると、進一基準・2学年先・3学年先は、全部のマスが同じでした。

違いは1つだけです。

紙にだけ、3月末の欄に「オブジェ」の行があります。

この行の読み方は、後半の高進度の話で詳しく見ていきます。

公式ページで数字を確かめ、教室の紙でオブジェの行を見る。この使い分けで、迷うことはほぼなくなります。

公文の進度一覧表を英語で読むときは、6月末・9月末・12月末・3月末の4列を見る

公文の進度一覧表を英語で読むときは、見る月を1つに決めるのがコツです。

判定の月は、6月末・9月末・12月末・3月末の年4回。

今の時期にいちばん近い、すでに過ぎた判定月の列を見ます。10月なら9月末、1月なら12月末の列です。

同じ学年でも、月が進むと線は上がります。小2の進一基準を例にすると、こう動きます。

小2の進一基準 6月末 9月末 12月末 3月末
到達の線 B150 B200 C50 C100

3か月ごとに、線が少しずつ先へ動いているのが分かります。

6月末の数字のまま12月を迎えると、同じ番号でも位置の読み方が変わってしまう。月を決めてから読むのは、そのためです。

一方、幼少未満から幼長までの4学年は、4つの月とも同じ数字です。月で線が動き始めるのは、小1の12月末からです。

iKUMONの順位の表示については、公式の説明に「※表示月は4・7・10・1月となります。」とあります。判定の月の翌月以降に表示が変わる、と覚えておけば足ります。

公文英語の教材の進度と「教材が何年生相当か」は別のものさし

公文英語の教材の進度を見るとき、もう1つ混ざりやすいのが「その教材は何年生相当か」という話です。

基準表が示しているのは、その学年で表に載る線です。

たとえば、小4の6月末の進一基準はD150。ただ、D教材の中身が何年生相当かは、この表からは読みません。

「学年で載る線」と「教材の中身の学年相当」は、別々のものさしです。

この2つを1つの表で読もうとすると、「小4なのにD教材は○年生相当だから……」と、話が二重にねじれてしまいます。

基準表では、あくまで線との位置だけを読む。中身の学年相当は、別の表で見る。分けて考えるほうが、ずっと楽です。

教材の中身が何年生相当か、英検何級に当たるかは、公文の英語は英検何級?G〜O教材の級対応と受け方で早見表にしています。基準表で今の位置を読んだあと、中身の目安も知りたくなったら並べて見てください。

わが子の学年の行と判定月で読む公文英語の進度の基準

ここからは、わが子の教材と番号を、実際に基準表へ当てはめていきます。読む手順を先に決めてから、学年ごとの数字を並べました。小1から小6までの表は、どれも行が判定月、列が3段の線という同じ形にそろえています。

このセクションでわかること
  • わが子の学年の行で、今の教材と番号が3段のどこより先かを見る
  • 低学年の小1と小2は、AからEまでの番号で線が引かれている
  • 中学年の小3と小4は、CからGⅡまで線が伸びる
  • 高学年の小5と小6は、2学年先の線からG・H・Iの教材記号になる
  • 公文式の年長の進度は、幼児の4学年で同じ線

わが子の学年の行で、今の教材と番号が3段のどこより先かを見る

公文英語の進度の読み方は、3つの手順で済みます。

基準表でわが子の位置を読む手順
  • STEP1
    学年の行を選ぶ

    わが子の今の学年の行を探します。

  • STEP2
    判定月の列を選ぶ

    今の時期にいちばん近い、すでに過ぎた判定月を選びます。

  • STEP3
    3つの数字と並べる

    今の教材と番号を、進一基準・2学年先・3学年先の3つの数字と見比べ、どれより先かを読みます。

教材の順番は、アルファベットが先に進むほど先の教材で、同じ記号なら番号が大きいほど先です。

GからLの教材は、1つの記号がⅠとⅡに分かれています。GⅠ→GⅡ→HⅠ→HⅡの順に進みます。

たとえば小3の9月末に、今の教材がE120だったとします。

小3の9月末の線は、進一基準C200・2学年先E100・3学年先F100。E120は、進一基準と2学年先より先で、3学年先の手前、という読み方になります。

どの段にも届いていなくても、遅れているわけではありません。

いちばん下の進一基準が、学年より半年先の線だからです。表に載る線の手前にいる、それだけのことです。

低学年の小1と小2は、AからEまでの番号で線が引かれている

低学年の2学年は、A教材からE教材までの範囲に線が引かれています。

小1の6月末と9月末は、3段とも幼児と同じ数字です。12月末から線が上がり始めます。

公文英語1年生の基準

小1 進一基準 2学年先 3学年先
6月末 A200 C100 D100
9月末 A200 C100 D100
12月末 B50 C150 D150
3月末 B100 C200 D200

公文英語1年生の前半は、A200を越えていれば進一基準より先です。

2学年先と3学年先は、どの月も同じ番号のまま、記号がCとDで1つ違うだけ。この並び方を知っておくと、表を目で追いやすくなります。

くもん英語2年生の基準、二年生の行に並ぶ数字

小2 進一基準 2学年先 3学年先
6月末 B150 D50 E50
9月末 B200 D100 E100
12月末 C50 D150 E150
3月末 C100 D200 E200

くもん英語2年生の行も、2学年先と3学年先は同じ番号で記号が1つ違う形です。

二年生の後半になると、進一基準もC教材に入ります。12月末のC50が、その切り替わりです。

中学年の小3と小4は、CからGⅡまで線が伸びる

小3と小4では、線がC教材からGⅡ教材まで広がります。

小4の3学年先から、GⅠ・GⅡの記号が出てきます。G教材が何年生相当かはここでは横に置き、記号の順番だけで読んでいきます。

公文英語3年生の基準

小3 進一基準 2学年先 3学年先
6月末 C150 E50 F50
9月末 C200 E100 F100
12月末 D50 E150 F150
3月末 D100 E200 F200

公文英語3年生では、進一基準がCからDへ、2学年先と3学年先がE・Fの範囲です。

公文英語4年生の基準と、わが家の認定証の位置

小4 進一基準 2学年先 3学年先
6月末 D150 F50 GⅠ100
9月末 D200 F100 GⅠ200
12月末 E50 F150 GⅡ100
3月末 E100 F200 GⅡ200

わが家の認定証には、「2026年 6月末進度 HⅡ 180」とありました。

小4の6月末の列に当てはめると、進一基準D150、2学年先F50、3学年先GⅠ100の、3つともより先という位置です。

HⅡは、GⅠ→GⅡ→HⅠ→HⅡと、GⅠから3つ先の教材にあたります。

ここから「1か月で何枚進んだ」とは計算しません。紙1枚は、6月末という1つの時点の位置を写したものだからです。

認定証の細かい読み方は、このあと紙の話で見ていきます。

高学年の小5と小6は、2学年先の線からG・H・Iの教材記号になる

高学年になると、2学年先の線からG以降の記号に変わります。

進一基準がG教材に入るのは、小6の12月末からです。

くもん英語5年生と公文英語五年生の基準

小5 進一基準 2学年先 3学年先
6月末 E150 GⅠ100 HⅠ100
9月末 E200 GⅠ200 HⅠ200
12月末 F50 GⅡ100 HⅡ100
3月末 F100 GⅡ200 HⅡ200

公文英語五年生の行は、進一基準がE・F、2学年先がG、3学年先がHと、段ごとに使う記号が分かれます。

公文英語6年生、六年生の行の数字

小6 進一基準 2学年先 3学年先
6月末 F150 HⅠ100 IⅠ100
9月末 F200 HⅠ200 IⅠ200
12月末 GⅠ100 HⅡ100 IⅡ100
3月末 GⅠ200 HⅡ200 IⅡ200

六年生の行では、3学年先がI教材まで届きます。

中学生から先も読み方は同じです。表は高2の列まで続き、2学年先と3学年先の段は中3の列まであります。

公文式の年長の進度は、幼児の4学年で同じ線

幼少未満・幼少・幼中・幼長の4学年は、4つの判定月とも同じ数字です。

幼児の4学年 進一基準 2学年先 3学年先
6月末・9月末・12月末・3月末 A200 C100 D100

公文式の年長の進度は、A200を越えていれば進一基準より先、という読み方になります。

月によって線が動かないので、幼児のうちは、どの時期に見ても同じ物差しで読めます。

「公文式 年長 進度」で調べると国語や算数の話も出てきますが、ここで示しているのは英語の線だけです。

年長でどの教材から始めるか、入門期の進め方は、公文英語は何歳からでも始められる、決め手は年齢より国語の土台で詳しく書いています。

公文英語の進度が基準を超えたら届く紙と、そこにある順位の読み方

基準を超えると、教室から紙が届きます。わが家に届いた実物を使って、紙のどこに何が書いてあるかを上から読んでいきます。紙に書かれた順位と、iKUMONの分布グラフの見方もあわせて整理しました。

このセクションでわかること
  • 公文の進度認定証は、その時点の進度が基準以上だったことを証明する紙
  • わが家の認定証を上から読むと、小4の6月末進度はHⅡ180だった
  • 判定は6月末、届いたのは8月、判定の時点と受け取った月はずれる
  • 公文英語の順位は、教科と学年ごとに表示される
  • 公文式の順位とランキングは、進んだ教材の位置で並んだ順番
  • 公文の進度グラフを英語で見るなら、公式の呼び方は「分布グラフ」

公文の進度認定証は、その時点の進度が基準以上だったことを証明する紙

公文の進度認定証は、判定した月の進度が基準以上だったことを証明する紙です。

公式のWebでは「進度一覧表基準 到達証」と呼ばれています。iKUMONのヒストリーページのリニューアルの案内には、こう書かれています。

「進度一覧表基準 到達証は、直近の対象月に進度一覧表基準に到達したことを証明し、称えるもの」

受け取り方は2通りあります。同じ案内に「ウェブでの『進度一覧表基準 到達証』の発行とあわせて、年に1回、対象生には紙の到達証も教室でお渡しします」とあります。

わが家に届いた紙の表題は、「進度一覧表基準認定証」でした。以下、紙の表題に合わせて「認定証」と書きます。

Webでも紙でも、証明しているのは「判定した月に基準を超えていた」という1点です。

それ以上の意味を、紙1枚に背負わせなくて大丈夫です。

わが家の認定証を上から読むと、小4の6月末進度はHⅡ180だった

2026年8月、上の子が英語の認定証を受け取りました。

2026年8月に上の子が受け取った英語の進度一覧表基準認定証。小4・2026年6月末進度HⅡ180・全国順位2442/30190位と書かれています。氏名・教室名などは隠しています
2026年8月に上の子が受け取った英語の進度一覧表基準認定証。小4・2026年6月末進度HⅡ180・全国順位2442/30190位と書かれています。氏名・教室名などは隠しています

上から順に、何が書いてあるかを並べます。

紙の場所 書いてあること 読み方
表題と上の帯 進度一覧表基準認定証/英語 どの教科の認定証か
学年 小4 判定したときの学年
星 ★★★ 星が3つ付いていた
進度 2026年 6月末進度 HⅡ 180 判定した月と、その時点の教材・番号
順位 全国順位 2442/30190 位 紙に印字された順位
文面 進度一覧表基準以上の進度であったことを証します 基準を超えていたことの証明
日付 2026年8月 紙の日付

読者がいちばん知りたいのは、たぶん「進度」の欄でしょう。判定した月と、その時点の教材・番号が1行で書かれています。

文面には、こうあります。

「あなたは日々学習に励んでこられた成果として公文式学習の目標である『学年を超えて先に進む』ということを実現してこられました。ここにあなたの学習進度が進度一覧表基準以上の進度であったことを証します。」

写真では、氏名と教室名、ほかの順位の欄を隠しています。

小4の6月末の線と並べると、こうなります。

小4・6月末の線 教材・番号 HⅡ180との位置
進一基準 D150 HⅡ180のほうが先
2学年先 F50 HⅡ180のほうが先
3学年先 GⅠ100 HⅡ180のほうが先

3段すべてより先、というのが、この紙から読める位置です。

この1枚から「1年で何教材」「1か月で何枚」は出しません。

認定証は、6月末という1つの時点を写した紙です。進んだ量を知りたいなら、前の判定月の記録と並べて見ます。

判定は6月末、届いたのは8月、判定の時点と受け取った月はずれる

わが家の紙は「2026年6月末進度」で、日付は「2026年8月」でした。

紙に書かれている進度は、受け取った月より前の、判定した月のものです。

だから紙を受け取ったときには、もう先の教材に進んでいることがあります。上の子も、2026年10月には英語でIⅠ教材のプリントに取り組んでいました。

紙が届く時期について、公式の2025年の案内には「※2025年3月末進度分を、6月下旬頃教室にお届け予定。」とありました。

判定の月から少しあとに届くもの、と思っておけば、紙を見て「今の教材と違う」と戸惑わずに済みます。

今の位置は、手元のプリントの番号で見るほうが確かです。紙は、判定した月の位置の記録として取っておけば十分です。

公文英語の順位は、教科と学年ごとに表示される

公文英語の順位は、教科と学年ごとに出る順番です。

iKUMONのヒストリーページの説明では、「進度一覧表進度・順位」の欄についてこう書かれています。

「進度一覧表基準に達した後に表示されます。 各教科・学年ごとの順位が表示されます。 ※表示月は4・7・10・1月となります。」

わが家の認定証には、「全国順位 2442/30190 位」と印字されていました。

公式の説明どおりに読めば、同じ教科・同じ学年の中での順位です。

順位が上がった、下がったで、一喜一憂する必要はないと考えています。

順位は、ほかの子の進み方によっても動く数字だからです。

見るなら、前の判定より教材の番号が進んでいるかどうか。そこが進んでいれば十分ではないでしょうか。

公文式の順位とランキングは、進んだ教材の位置で並んだ順番

公文式の順位やランキングは、テストの点数で並べたものとは性格が違います。

認定証では、「6月末進度 HⅡ 180」のすぐ下に順位が並んでいます。公式の分布グラフの説明にも、「『一つ先の教材に進んだら、何位くらいになれるかな?』と学習を進める励みにしていただければと思います」とあります。

この2つから、順位は「進んだ教材の位置で並んだ順番」と読むのが自然です。算出の方法は、公式には書かれていません。

偏差値のような力の順番として受け取る必要はありません。

同じ教材の位置にいても、英語を読む力や話す力まで同じとは限りません。

ここで扱っているのは、英語の認定証の順位です。

公文の進度グラフを英語で見るなら、公式の呼び方は「分布グラフ」

公文の進度グラフを探しているなら、iKUMONで使われている名前は「分布グラフ」です。

公式の案内では、「『進度一覧表基準』以上の各教材の人数分布を学年別に表示できるようにします」と説明されています。

ヒストリーページの説明には「同じ学年・教科の進度一覧表基準以上学習者について、教材ごとの分布をグラフでご覧いただけます。」とあり、「※分布グラフの表示は、直近の対象月のもののみです。」と添えられています。

順位の数字だけでは位置がつかみにくいとき、同じ学年の子がどの教材に多いかを眺める使い方ができます。

3学年先とオブジェの行、公文英語の進度が高いと言われる線の見方

「高進度」という言葉が指しているのは、基準表のいちばん上の線です。英語はここだけ事情が少し違い、公式ページの3学年先と、教室で配られた紙の「オブジェ」の行を分けて見る必要があります。オブジェそのものの話は別の記事に任せ、線の見方に絞ります。

このセクションでわかること
  • 高進度は3学年先の線で、英語の小5以下は紙の「オブジェ」の行で決まる
  • 2学年先の線には、教室独自のトロフィーを用意している教室もある
  • わが家は2026年、小3の行のオブジェの線HⅠ200に届いて、英語のオブジェを受け取った

高進度は3学年先の線で、英語の小5以下は紙の「オブジェ」の行で決まる

公文の高進度学習者賞(オブジェ)は、3学年先の線が基準です。

公文の公式記事「KUMONの高進度学習者賞・オブジェ制作の舞台裏(前編)」には、こう書かれています。

「このオブジェは高進度学習者賞・高進度部門の記念品です。ご自身の学年よりも『3学年先』に相当する教材を学習している方を対象としています(※小5以下の英語の到達基準進度は、『3学年先』とは異なります)。」

カッコの中の注記が、英語だけの事情です。

教室で配られた紙の基準表には、3月末の欄にだけ「オブジェ」という行があります。公式ページの表に、この行はありません。

教室で配られた英語の進度一覧基準表。3月末の欄にだけ「オブジェ」の行がある
教室で配られた英語の進度一覧基準表。3月末の欄にだけ「オブジェ」の行がある

紙のオブジェの行と、公式ページの3学年先(3月末)を並べると、こうなります。

学年 公式ページの3学年先(3月末) 教室で配られた紙のオブジェの行(3月末)
幼少未満〜幼長 D100 F200
小1 D200 GⅠ200
小2 E200 GⅡ200
小3 F200 HⅠ200
小4 GⅡ200 HⅡ200
小5 HⅡ200 IⅠ200
小6 IⅡ200 IⅡ200
中1 JⅡ200 JⅡ200
中2 KⅡ200 KⅡ200
中3 LⅡ200 LⅡ200

小5以下は、紙のオブジェの行のほうが高い線です。

小6から中3は、2つの数字が同じになります。公式記事の「小5以下の英語の到達基準進度は、『3学年先』とは異なります」という注記と、ちょうど合う形です。

英語のオブジェを意識するなら、公式ページの3学年先より、教室で配られた紙のオブジェの行を見ておくほうが確実です。

オブジェの見た目や、わが家が何年分受け取ったかは公文のオブジェ2026は誰がいつもらえる?実物4年分で検証で確認できます。どれくらいすごいのか、受賞率の実態は公文のオブジェは本当にすごいのか|受賞率1割と廃止の噂を検証にまとめました。

Jフレンズは、3学年先とは別の制度です。条件や特典は公文のJフレンズとは?条件と特典、目指すならやめ時も決めるで解説しています。

2学年先の線には、教室独自のトロフィーを用意している教室もある

公文の表彰でオブジェがもらえるのは、3学年先の線からです。

2学年先の線については、わが家の教室の先生が、教室独自の小さめのトロフィーを用意してくれています。

これは、わが家の教室の取り組みです。公文全体で決まっている表彰とは別なので、ほかの教室でも同じとは限りません。

わが家の教室は、ほかにない取り組みを積極的に取り入れている先生がいる教室です。

2学年先の線は、オブジェより手前にある目標です。

わが家は2026年、小3の行のオブジェの線HⅠ200に届いて、英語のオブジェを受け取った

上の子は、小3の3月までに英語でHⅠ200まで進み、2026年に英語のオブジェを受け取りました。

紙のオブジェの行の小3は、HⅠ200。その線に届いた形です。

公式ページの小3の3学年先はF200なので、英語は紙の行のほうが、GⅠ・GⅡをはさんで3つ先の教材まで高い線でした。

オブジェのために頑張らせたわけではありません。

結果としてオブジェの線まで進んでいたから届いた、という順番でした。

子どもは素直に喜びました。スポーツなどで賞状をもらった経験がなかったので、本人の自信につながった面もあります。

ただ、英語は直前までギリギリでした。そのとき先生と相談して量を増やした話は、このあとの「早めるには」で書きます。

公文英語の進度の1年は子どもごとに違う、わが家の進み方と相談の実例

「1年でどれくらい進むのが普通?」への答えを、公文の公式の考え方と、わが家の記録で組み立てます。進み方の考え方、比べ方、わが家の進み具合、何年かかるかの考え方、早めたいときの相談まで、順に見ていきます。

このセクションでわかること
  • 進み方は、ちょうどの学習で100点を取り続けながら一歩ずつ
  • 公文英語の1年間で進む量は子どもごとに違う、比べるのはわが子の前の判定
  • わが家の進み具合は、小2の9月に始めて約1年半、小3のうちにHⅡ
  • 何年かかるかは、基準表で先読みせず今の位置から考える
  • 英語の進度を早めるには、宿題の量を先生と相談するところから

進み方は、ちょうどの学習で100点を取り続けながら一歩ずつ

公文英語の進み方は、公文の公式サイトのトップページの言葉を借りると分かりやすいです。

「STEP1 無理なくできるところからスタート お子さま一人ひとりにあった レベルから学び始めます。」

教材については「公文式教材は、すべての教材がやさしい問題から高度な問題へ、非常にきめ細かな『スモールステップ』で構成されています。」とあり、その先に「STEP3 ちょうどの学習で100点を取り続ける」と続きます。

今の力にちょうど合う教材で100点を取りながら、一歩ずつ先へ進む。これが公文の進み方です。

先生の役割も、「先生は、一人ひとりにあわせたちょうどの教材を準備してお子さまの学習を見守ります。」と書かれています。

わが家の教室の方針は、「きちんとできるまでやる。適当に上げない」。私も、そのほうが後で困らないと考えています。

教室によって進め方の色は違うので、ここはわが家の教室の例として読んでください。

次の教材に進めるかを確かめる終了テストの合格点や、落ちたときの対応は、公文英語の終了テストとは?合格点・落ちたとき・合格後の流れで説明しています。

公文英語の1年間で進む量は子どもごとに違う、比べるのはわが子の前の判定

公文英語の1年間で何教材進むかは、子どもごとに違います。

公文の進み方が「一人ひとりにあったレベル」と「ちょうどの学習」なので、進む量が子どもによって変わるのは自然なことです。

基準表は、表に載る線を引いた表です。1年間の進み方の目安として使うと、読み違えてしまいます。

「1年でここまで行けば普通」という線は、基準表から引かないほうが安全です。

比べるなら、ほかの子より、わが子の前の判定です。

iKUMONのヒストリーページや手元の認定証で、前の判定月より教材の番号が先に進んでいれば、それがその子の1年間の進み方です。

前より進んでいるかどうか。見るのは、その1点で足ります。

わが家の進み具合は、小2の9月に始めて約1年半、小3のうちにHⅡ

上の子は、小2の8月に無料体験を受けて、9月から公文英語を始めました。

約1年半で、小3のうちにHⅡ教材に入りました。2026年6月末の判定ではHⅡ180、10月にはIⅠ教材のプリントに取り組んでいます。

2026年10月、上の子が取り組んでいた公文英語IⅠ教材のプリント6枚。名前と日付の欄は空欄です
2026年10月、上の子が取り組んでいた公文英語IⅠ教材のプリント6枚。名前と日付の欄は空欄です
時期 上の子の英語
小2の8月 無料体験を受ける
小2の9月 公文英語を始める
小3のうち(始めて約1年半) HⅠ200に届き、HⅡ教材に入る。2026年に英語のオブジェ
2026年6月末の判定(小4) HⅡ180(認定証)
2026年10月(小4) IⅠ教材

英語で進みが止まったことはなく、終了テストで落ちたこともありません。

ただ、これはわが家の1人の記録です。どの子も同じように進む、という意味ではありません。

今の英語の宿題は1日5枚で、約30分。音読を含めた子どもの作業時間で、直しと親の丸付けは別です。1束は10枚です。

親がやるのは丸付けです。×をチェックして、子どもが直したら○にして出しています。毎日の親の手間は、この丸付けと直しの確認が中心です。

何年かかるかは、基準表で先読みせず今の位置から考える

公文英語で何年かかるかを、基準表から読み取ろうとするのはおすすめしません。

基準表は表に載る線を示した表で、いつどこまで届くかを読むための表とは役割が違うからです。

何歳、何年生から始めたかでも、表の見え方は変わります。小2の9月に始めた上の子と、高学年から始める子とでは、同じ学年の行を見ても出発点が違います。

わが家も、どの教材から始めるかは、教室で診断してもらって決めました。

見るのは「何年後にどこまで」より、「今どの線の手前にいるか」です。

始め方や、最初にどの教材から始まるかの決め方は、公文英語の無料体験は教室選びが先?英語1教科から試す始め方に書いています。高学年から始めるときの判断は、公文英語は高学年からでは遅い?診断と中学入学までの時間で決めるにまとめました。

英語の進度を早めるには、宿題の量を先生と相談するところから

英語の進度を早めたいなら、最初の一歩は、宿題の量を先生と相談することです。

公文の英語のページには、宿題の量についてこう書かれています。

「通常、宿題は1教科あたり20~30分程度でできる分量ですが、ご負担になるようでしたら調整可能です」

「お子さまや保護者の方のご意見も伺いながら、一緒に決めさせていただきます」

正直に言うと、この2文は、負担が重いときに量を減らす場面の書き方です。

それでも、量は先生と家庭で一緒に決めるもの、という点は変わりません。増やしたいときも、まず先生に話すところからです。

わが家の実例です。2026年のオブジェの前、英語は直前までギリギリでした。

先生と相談してペースを上げ、1日2束から3束、1束10枚なので1日20〜30枚をこなして間に合わせました。

量を増やせば誰でも届く、とは言えません。

わが家の場合は、子どもがその量に取り組めて、先生も相談に乗ってくれました。量を増やす判断は、子どもの様子と、教室の先生しだいです。

先生に相談するときは、次のものを持っていくと話が早いです。

  • 今の教材と番号(例:HⅡ180)
  • 基準表のどの線を目標にしたいか(2学年先・3学年先・紙のオブジェの行など)
  • 今の1日の枚数と、子どもが取り組んでいる時間
  • 家で丸付けや直しに付き合える時間

1日の宿題の量と時間の詳しい話は、公文英語の宿題は1日何枚・何分?わが家の実例と量を相談する目安で紹介しています。

よくある質問(FAQ)

本文の内容に近い質問に、短く答えます。

このセクションでわかること
  • くもんの英語のレベルは?
  • 公文の英語j2レベルはどのくらいのレベルですか?
  • 進んでいる教材と英検の級は対応している?

くもんの英語のレベルは?

Q
くもんの英語のレベルは?
A

教材は3AからOまで、その先にXP・XQがあります。基準表で見るなら、わが子の教材と番号が学年の行の3段のどこより先かが、今の位置です。

教材の段階ごとの学年相当と英検の級の目安は、公文英語のG〜O教材が英検何級に当たるかの早見表で確かめられます。

公文の英語j2レベルはどのくらいのレベルですか?

Q
公文の英語j2レベルはどのくらいのレベルですか?
A

基準表では、JⅡは高1の進一基準、中2の2学年先、中1の3学年先の線に出てきます。教室で配られた紙のオブジェの行では、中1がJⅡ200です。

月ごとに見ると、高1の進一基準は6月末JⅡ100・9月末JⅡ200です。中2の2学年先と中1の3学年先は、どちらも12月末JⅡ100・3月末JⅡ200です。

JⅡ教材の中身と英検の級の目安は、公文の英語教材と英検の級の対応をまとめた記事にあります。

進んでいる教材と英検の級は対応している?

Q
進んでいる教材と英検の級は対応している?
A

基準表が示すのは学年ごとに表へ載る線で、英検の級は載っていません。級との対応は、教材の中身から見ていきます。

英検の級との対応は、公文の英語は英検何級?G〜O教材の級対応と受け方で詳しく解説しています。

まとめ:公文英語の進度は学年の行と判定月で読み、紙の数字はわが子のものさしにする

  • 進度一覧表は、学年と時期ごとに引かれた3段の線。いちばん下の進一基準は「学年より半年先」で、標準のペースとは違う
  • 進一基準に届いていなくても遅れではない。表に載る線の手前にいるだけ
  • 見るのは、わが子の学年の行と、いちばん近い判定月の列。今の教材と番号が3段のどこより先かを読む
  • 判定の月は6月末・9月末・12月末・3月末の年4回。幼児の4学年は4つの月とも同じ線で、小1の12月末から線が動き始める
  • 基準表は、教室の紙、公文の公式ページ、iKUMONのヒストリーページで見られる。わが家の紙と公式ページは、3段とも全部のマスが同じだった
  • 基準表は「その学年で載る線」。教材の中身が何年生相当か、英検何級かは別のものさし
  • 認定証は、判定した月の進度が基準以上だったことを証明する紙。公式のWebでは「進度一覧表基準 到達証」と呼ばれる
  • わが家の認定証は、小4・2026年6月末進度HⅡ180。小4の6月末の3段(D150・F50・GⅠ100)のどれより先だった
  • 紙に書かれているのは判定した月の進度。わが家は6月末の進度で、届いたのは8月だった
  • 順位は教科と学年ごとに表示される。進んだ教材の位置で並んだ順番と読み、上がった下がったで一喜一憂しない
  • iKUMONで見られるグラフの公式の呼び方は「分布グラフ」
  • 高進度学習者賞(オブジェ)は3学年先が基準。英語の小5以下は、教室で配られた紙の「オブジェ」の行で決まり、公式ページの3学年先より高い
  • わが家の教室は、2学年先の子に教室独自のトロフィーを用意している。教室ごとの取り組み
  • 1年で何教材進むかは子どもごとに違う。比べるのは、ほかの子より、わが子の前の判定
  • 上の子は小2の9月に始めて約1年半、小3のうちにHⅡに入った。1人の記録で、どの子も同じとは限らない
  • 早めたいときは、宿題の量を先生と相談できる。わが家はオブジェの前に、1日2束から3束をこなした

まずは手元のプリントの番号と、わが子の学年の行を並べてみてください。

3段のどこより先かが分かれば、基準表や認定証の数字を見るたびに迷うことは、きっとなくなります。

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