公文式の国語とは?プリントの中身と5つの段階、教室での進め方

公文式の国語とは?プリントの中身と5つの段階、教室での進め方 通学スクール
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公文式の国語を調べていると、「何をするの?」「どんな問題が出るの?」と、中身が見えないまま入会を迷いますよね。

公文式の国語は、「読んで、書いて」をくり返し、ひらがな文の読み書きから高校レベルの文章まで5つの段階で進む教科です。

教室では当日分を解いて100点まで直し、家では毎日短時間の宿題を続けます。

公式の見本に載っているプリントの形、小学生で学ぶ範囲、教室の流れ、宿題の量まで順に見れば、この毎日の形が自分の家で回るかを入会前に確かめられます。

書いている私は、小4と小2の子が公文に通う親です。上の子は小4の8月に国語のIⅠ教材の終了テストに合格し、次はIⅡ教材です。

この記事のポイント
  • 公文の国語が受け持つのは読み書きと読解で、学校の国語とは欄の立て方が違う
  • プリントの形は公式の見本で確かめられる
  • 5つの段階で、読む文章の長さと求められることが変わる
  • 教室と家と親がそれぞれ何をするかが分かれば、続けられるかを自分で見積もれる
目次

公文式の国語は「読んで、書いて」をくり返して読む力を積む教科

公文の国語が何をする教科なのかを、公式の言葉と学校の国語との違いで押さえましょう。通えばどれだけ伸びるかの前に、まず中身です。

このセクションでわかること
  • 公文の国語で何をするのか、一言でいえば文章を読み、問いに答え、書いて直すくり返し
  • 公文の国語とは、公式の言葉では高度な読解力・読書能力を養うことを目指す教科
  • 公文の国語の特徴は、文字を読み書きする力と語彙力と文の構造を整理する力を培う点
  • くもんの国語は一斉授業でなく、教材を一人ずつ進める個人別学習
  • 公文の国語と学校の国語を公式の表で並べると、受け持つ範囲の違いが見える

公文の国語で何をするのか、一言でいえば文章を読み、問いに答え、書いて直すくり返し

公文の国語で何をするかを一言でいえば、文章を読み、問いに答え、書いて直すくり返しです。

読むのも答えるのも、プリントの上です。

教室で解いた分は採点を受けて、間違いを直して100点にします。

家でも毎日、宿題のプリントを解きます。

「国語を習う」という言葉の印象より、自分で読んで手を動かす時間が中心の教科です。

先生が黒板の前で物語を説明する時間を思い浮かべると、実際の姿とずれてきます。

公文の国語とは、公式の言葉では高度な読解力・読書能力を養うことを目指す教科

公文の国語とは何かを、公式はこう書いています。

「KUMONの国語は、たくさんの言葉や文章に触れながら、高度な読解力・読書能力を養う ことを目指します。」

教材見本とよくあるご質問(公式)にある一文です。

別の公文式の国語の教材(公式)のページには、こうあります。

「KUMONの国語は、たくさんの言葉や文章に触れながら、「聞く力」「話す力」「書く力」の土台になる、高い読解力を養います。」

どちらも公式が目指すところを書いた言葉で、通えば必ず読解力が伸びるという約束として読むものではありません。

公文の国語の特徴は、文字を読み書きする力と語彙力と文の構造を整理する力を培う点

公文の国語の特徴は、公式の説明のこの部分に出ています。

「少しずつステップアップしていく教材で「読んで、書いて」をくり返しトレーニングし、「文字を読み書きする力」「語彙力」「文の構造を整理する力」を培います。」

公式の表を見ると、最初の教材の欄にあるのはひらがなの読み書きです。

文の構造についても、主語と述語、修飾語、複文、指示語といった語が教材の欄に並びます。

文字と言葉と文の組み立てを積み上げた先に、長い文章を読むことが置かれています。

くもんの国語は一斉授業でなく、教材を一人ずつ進める個人別学習

くもんの国語は、学年ごとのクラスで同じ授業を受ける形とは違います。

「KUMONには年齢や学年ごとのクラスはなく、一人ひとりのお子さまに適した教材を学習する個人別学習です。」

公文式の教室に関するよくある質問(公式)にある説明です。

つまり、同じ教室で隣に座る子と同じプリントを解くとは限りません。

小学生でも、学年の教科書より先の教材にいることも、学年より前の教材にいることもあります。

公文の国語と学校の国語を公式の表で並べると、受け持つ範囲の違いが見える

公文の国語と学校の国語の違いは、公式の教科書と公文式教材の関係の表で見えてきます。

欄の名前だけを抜き出すと、こうなります。

表の側 欄の名前
学校の教科書 言語、話す・聞く・書く・読む
公文式の教材 文字・語彙、文型・文脈、読解、くもんのすいせん図書

学校の側には、話す・聞くが欄の名前として入っています。

公文の側の欄に並ぶのは、文字と文と読解、それに本です。

欄の名前の話なので、公文では書かないという意味にはなりません。プリントでは書いて答えます。

私は、話し合いや発表のような場面は学校の授業が受け持ち、公文は読んで書くことを積み上げる場所だと見ています。

公文式の国語のプリントの中身を、公式の見本と3つの欄で見る

入会前の方がいちばん見たことがないのは、プリントでしょう。公式の見本の形と公式の表の欄、それからわが家の終了テストの実物を順に見ていきます。

このセクションでわかること
  • 公文の国語はどんな問題か、公式の見本にはひらがなのなぞりから接続語までの形が載っている
  • 公文の国語の問題は、公式の表では文字・語彙と文型・文脈と読解の3つの欄で説明される
  • 公文式の国語の問題は、10枚ごとに1つの物語や説明文を読む構成が主
  • くもんの国語の問題は、書き写すことから文で答えること、文章を縮めることへ広がる
  • わが家のIⅠ教材の終了テストに並んだ4つの欄

公文の国語はどんな問題か、公式の見本にはひらがなのなぞりから接続語までの形が載っている

公文の国語はどんな問題かは、公文式の国語の教材(公式)の見本で本物の紙面を見られます。

載っている見本の形を、言葉で説明するとこうなります。

見本 題 問題の形
4A 53a ひらがなのなぞり 絵を添えた1文字を、番号の順になぞって書く
AⅠ 8-a カタカナ 書き順に注意して書く問題と、絵の言葉をカタカナで書く問題
EⅠ 3-a・3-b 接続語 接続語の働きの短い説明のあとに文を書きかえる問題と、空欄に合う言葉を選択肢から選ぶ問題
高い段階の見本の1枚 論理と解釈 長い文章を読んで答える形で、マス目の解答欄がある

なぞる1文字から長い文章まで、同じ国語でも紙の上の景色がまるで違います。

「公文の国語はこういう問題」と1つの形で覚えるより、段階ごとに形が変わると見ておくほうが実際に近いです。

問題文や紙面はここに写していません。

入会を考えているなら、公式のページを開いて、お子さんに近そうな見本を一度見てみてください。

公文の国語の問題は、公式の表では文字・語彙と文型・文脈と読解の3つの欄で説明される

公文の国語の問題の中身を、公式の表は3つの欄で説明しています。

教材 文字・語彙 文型・文脈 読解
8A〜2A ひらがなの読み書き なまえことば、ようすことば、うごきことば、くっつきことば 簡単な文を読んで内容を理解できる
AⅠ・Ⅱ カタカナの読み書き、漢字の読み書き 基本の文、読んで見つけて書きうつす、思いうかべる、話の順番 文章を読み、解答箇所を見つけ、正確に視写することができる
EⅠ・Ⅱ 主に小5配当漢字の読み書き 接続語、文の連結、まとまりどうしの関係、事実・考え、理由・説明 接続語の種類と機能を学び、接続関係を意識して文章内容を読み取れる

見本と重ねると、つながりが見えます。

4Aのなぞりは8A〜2Aのひらがなの読み書きに、AⅠのカタカナはAⅠ・Ⅱの文字・語彙に、EⅠの接続語はEⅠ・Ⅱの文型・文脈にあたります。

見本の題と公式の表が重なるので、表の言葉がどんな紙になるのかを想像しやすくなります。

漢字は文字・語彙の欄に入っていて、教材が進むと学年の配当漢字を扱います。

公文式の国語の問題は、10枚ごとに1つの物語や説明文を読む構成が主

公文式の国語の問題は、1枚ごとに話が替わるわけでもありません。

「教材は10枚ごとに1つの物語や説明文を読む構成が主で、AⅠ~IⅡ教材まで学習すると、202の作品の一節(または全文)を読むことができます。」

公式はこう説明しています。

10枚かけて1つの文章を読む形が主で、AⅠからIⅡまでで202の作品に触れます。

「一節(または全文)」とあるので、作品をまるごと読むとは限りません。

話の途中でプリントが終わることもあるわけで、ここが読書につながる入口になります。

くもんの国語の問題は、書き写すことから文で答えること、文章を縮めることへ広がる

くもんの国語の問題で求められることは、段階が進むと変わります。

教材 読解の欄の言葉
AⅠ・Ⅱ 文章を読み、解答箇所を見つけ、正確に視写することができる
CⅠ・Ⅱ 質問に対する答えを完全解答文で書くことができる
FⅠ・Ⅱ 文章中の換言・例示・描写・比喩などを正確に解釈できる
IⅠ・Ⅱ 話題と論点の関係に注目して縮約できる

視写は書き写すこと、縮約は文章を縮めることです。

上から読むと、見つけて写す、文で答える、言い換えや比喩を読み解く、文章を縮める、という順に広がっていきます。

初めから自分の言葉で書かせるのでなく、文章の中から見つけて写すところから始まる並びです。

教科は違いますが、公文の英語のプリントは実物で紹介しています。公文英語のプリントの中身を実物で見る

わが家のIⅠ教材の終了テストに並んだ4つの欄

実物を1枚見せます。上の子が受けた、国語の教材終了テストの結果です。

わが家の上の子が2026年8月に受けた国語の教材終了テストの結果です。83点、28分でした。欄の名前はIⅠ教材のもので、ほかの教材も同じとは限りません。
わが家の上の子が2026年8月に受けた国語の教材終了テストの結果です。83点、28分でした。欄の名前はIⅠ教材のもので、ほかの教材も同じとは限りません。

結果は100点満点の83点で、時間は28分。目安は15〜38分と印刷されています。

欄は4つで、点数はこうでした。

IⅠ教材の終了テストの欄と点数
  • 主意と詳細:15/25
  • 視点の移動:21/25
  • 古典:25/25
  • 抽象語:22/25

評価の欄では「所要時間・得点ともよい結果です」に印が付いていました。

この4つの欄はIⅠ教材の終了テストの話で、公文の国語の全教材の中身として読むものではありません。

わが家の場合は、主意と詳細が4つの中で一番低いと紙を見れば分かります。

終了テストの紙を持ち帰ってきたら、合計だけでなく欄の点数も見てみてください。

公文式の国語はひらがな文から高校レベルの文章まで5つの段階で進む

教材は5つの段階に分かれています。公式の言葉を1枚の表にして、読む文章の長さの変化と合わせて見ていきましょう。

このセクションでわかること
  • レベルの全体像は、教材記号で分かれた5つの段階の表で見る
  • 読解の欄の字数は100〜150字程度から1,500字程度まで増えていく
  • 公文の国語を小学生で学ぶ範囲は、教科書の学年に重ねるとAⅠからFⅡまでが目安
  • 進度は学年と別に動き、わが家の上の子は小4の8月にIⅠ教材の終了テストに合格した
  • 最終教材はO教材で、その先に研究コースが続く

レベルの全体像は、教材記号で分かれた5つの段階の表で見る

公文の国語のレベルは、公式の説明では5つの段階に分かれています。

段階 教材記号 公式の説明
① 7A〜2A ひらがな文をすらすら読んだり書いたりする力を養う教材
② AⅠ〜CⅡ 文章の内容を正しく読み取り、問いに適切に答える力を養う教材
③ DⅠ〜FⅡ 話題ごとのまとまりを意識して、より長い文章を読む力を養う教材
④ GⅠ〜IⅡ 文章を丸ごと縮めてまとめる力を養う教材
⑤ J〜O 高校レベルの現代文や古文、漢文等、古今東西の名著を批評的に読む力を養う教材

段階①は公式の説明どおりに書きましたが、公式の教材の一覧と教科書の表は8Aから始まります。

AからIまでの記号には、それぞれⅠとⅡの2つがあります。

表を上から読むと、読み書きから、読み取って答える、長く読む、縮める、批評的に読むへと動詞が変わります。

文章が長くなるだけでなく、読んだあとに求められることが段階ごとに変わる教科です。

入会の時点で記号を全部覚える必要はありません。

読解の欄の字数は100〜150字程度から1,500字程度まで増えていく

公文式の国語で読む長さは、公式の表の読解の欄に字数で書かれています。

教材 読解の欄の字数
AⅠ・Ⅱ 100〜150字程度
FⅠ・Ⅱ 500字程度
IⅠ・Ⅱ 1,500字程度

100〜150字程度から見ると、IⅠ・Ⅱの1,500字程度は10〜15倍です。

積み上げていった先で、読む文章の長さがここまで変わります。

表の欄に書かれた字数なので、プリント1枚の問題文の長さと決めて読まないでください。

公文の国語を小学生で学ぶ範囲は、教科書の学年に重ねるとAⅠからFⅡまでが目安

公文の国語を小学生の学年に重ねると、公式の表(2024年10月現在)ではAⅠ・Ⅱが小1、FⅠ・Ⅱが小6の高さに並びます。

途中はBが小2、Cが小3、Dが小4、Eが小5です。

公式の表にはこんな注記が付いています。

「※学校によって教科書が異なるため、おおよその目安としてご覧ください。」

「FⅡにいるから小6の国語が全部できる」と読むものではありません。

5つの段階と重ねると、小1〜小3の高さが段階②、小4〜小6の高さが段階③にあたります。

学年と記号を細かく突き合わせるより、段階の説明と見比べるほうが、何を学んでいるのかをつかみやすいと私は考えています。

進度は学年と別に動き、わが家の上の子は小4の8月にIⅠ教材の終了テストに合格した

公文の国語の進度は、学校の学年とは別に動きます。

わが家の上の子は、小4の8月にIⅠ教材の終了テストに合格しました。

小4の8月に受けた終了テストの合格の紙です。教室で配られた物で、次はIⅡ教材と書かれています。名前は隠しています。
小4の8月に受けた終了テストの合格の紙です。教室で配られた物で、次はIⅡ教材と書かれています。名前は隠しています。

この紙は通っている教室で配られた物で、どの教室でも同じ紙が出るという話ではありません。

公式の表でIⅠ・Ⅱは中学校の高さにあります。

これはわが家の1つの例で、この速さが基準という話ではありません。

学年と教材が離れていても、公文の仕組みの中では普通に起こることだと見ておいてください。

最終教材はO教材で、その先に研究コースが続く

公文式の国語の最終教材は、段階⑤の最後にあたるO教材です。

公式は「※さらにこの後、研究コースとしてPQR教材があります。」と書いていて、記号の一覧ではXP、XQ、XRと並びます。

公式の表では、XPが哲学的文章の読解演習、XQが古文読解演習、XRが漢文読解演習です。

ひらがなのなぞりから始まる教材が、この先まで一続きに並んでいます。

入会の時点で最後の教材まで考える必要はないでしょう。

公文式の国語の教室では、当日分を解いて100点まで直す

教室で何をするのかは、公式の流れに書かれています。公式の説明とわが家の教室の例を分けて見ていきましょう。

このセクションでわかること
  • 公文の国語の進め方は、宿題の提出から次の宿題の受け取りまでの流れで決まっている
  • 公文式の国語の方法の中心は短時間の集中学習で、初めのうちは長くて1教科30分程度
  • 公式が採点の場面で大切にしていると書く音読
  • 間違いを直してもう一度出し、すべての教材を100点にする
  • 教室日は週2回が基本で、わが家の教室は決まった回数の中で通っている

公文の国語の進め方は、宿題の提出から次の宿題の受け取りまでの流れで決まっている

公文の国語の進め方は、公文式の学習の流れ(公式)に7つの段階で書かれています。

先頭にはこの注記があります。

「※以下は標準的な学習の流れで、個々の教室によって異なる場合があります。」

公文の教室での学習の流れ
  • STEP1
    教材を受け取る

    お子さま用にセットされた当日分の教材を受け取り、宿題を提出します

  • STEP2
    教材を学習する

    短時間の集中学習をします

  • STEP3
    教材を提出する

    学習した教材を採点してもらいます

  • STEP4
    訂正して100点にする

    間違いを訂正して、もう一度提出します

  • STEP5
    結果を記録する

    学習時間や点数などを成績表に記録します

  • STEP6
    宿題を持って帰る

    家でやる分の宿題を受け取ります

  • STEP7
    家で宿題をする

    毎日家でも短時間の集中学習をして、次の教室日に提出します

教室は説明を聞く場所というより、解いて、直して、100点にして帰る場所です。

公式は「複数教科の場合は、教科ごとに1~5の流れをくり返します。」とも書いています。

国語と算数を一緒に習うなら、この流れを教科の数だけくり返す形です。

公文式の国語の方法の中心は短時間の集中学習で、初めのうちは長くて1教科30分程度

公文式の国語の方法の中心は、公式の言葉では「短時間の集中学習です。」とされています。

時間についてはこう続きます。

「学習時間は当日の学習内容によってことなりますが、初めのうちは長くて1教科30分程度です。」

2教科なら、単純に足して長くて60分程度という計算です。

「初めのうちは」とあり、ずっとこの時間で終わるとは言っていません。

下校後の習い事や夕食の時間と重なりそうな家庭は、体験のときに帰りの時間の目安を聞いておくと、予定を組みやすくなります。

公式が採点の場面で大切にしていると書く音読

公文の国語の音読について、公式の流れにはこう書かれています。

「学習した教材を採点してもらいます。英語や国語では、音読できることも大切にしています。」

国語でも音読はするの?

筆者
筆者

公式の流れでは、教材を提出して採点してもらう場面に音読が出てきます。

教室でどう音読を見ているかは、体験のときに先生へ聞くのが一番早いでしょう。

間違いを直してもう一度出し、すべての教材を100点にする

公文の国語でも、採点のあとは直しの時間です。

「間違いを訂正し、もう一度提出。すべての教材を100点にします。」

公式の流れはこうなっています。

1回で満点を取らなくても、直して100点にそろえて終わる流れです。

そのあと「学習時間や点数などを成績表に記録します。」と続きます。

直しが多い日は教室にいる時間が延びるだろう、と私は見ています。

迎えの時間を固定したい家庭は、その幅を体験のときに聞いておくと安心です。

教室日は週2回が基本で、わが家の教室は決まった回数の中で通っている

公文の国語の教室日は、週2回が基本です。

公式は週1回についてこう説明しています。

「週1回から通うことも可能ですが、教室学習を週2回としているのは、学習する習慣が身につきやすく、また、お子さまの学習状況を先生が直接確認することで、より適切な指導を行うことができると考えているからです。」

同じページには、教室によって教室日や学習時間が異なるという説明もあります。

わが家の教室の通い方はこうです。

通う曜日は水・金・土のどれかで、教室の決まりは「8回」。いつ来てもよく、欠席という考え方がありません。

教室に通うときのわが家のリュックの中です。バインダー、プリントの束、ファイル、筆箱などが入っています。英語の道具も一緒で、国語の分だけではありません。
教室に通うときのわが家のリュックの中です。バインダー、プリントの束、ファイル、筆箱などが入っています。英語の道具も一緒で、国語の分だけではありません。

これはわが家の教室の話で、全教室に当てはまるものではありません。

教室の曜日や時間、振替の確かめ方は公文式は何時から何時まで、曜日と振替の確かめ方にまとめました。

公文式の国語の宿題は毎日どれくらい?わが家の量と時間で見る

毎日の量は、続けられるかどうかに直結します。公式の目安とわが家の実例を分けて書くので、自分の家の生活に当てはめてみてください。

このセクションでわかること
  • 公式の目安は1教科あたり20〜30分程度でできる分量
  • わが家は毎日1束が基本で、国語の宿題は15〜30分くらい
  • 中学教材に入ってからは1束を半分〜1枚に調整した
  • わからない問題は親が教えず、教室に持っていくよう促すのが公式の案内
  • プリントの文章の続きを読みたいと言ったら、図書館で借りている

公式の目安は1教科あたり20〜30分程度でできる分量

公文式の国語の宿題について、公式の目安は枚数でなく時間で示されています。

公文式の学習法に関するよくある質問(公式)の言葉は「1教科あたり20分~30分程度でできる分量」。

国語だけでなく、教科に共通の目安です。

1教科で20〜30分、2教科なら単純に足して40〜60分。この時間が毎日のどこに入るかが、まず見るところです。

読む文章の長さが段階で変わる教科なので、枚数で考えるより時間で考えるほうが、家の生活には当てはめやすいと私は考えています。

わが家は毎日1束が基本で、国語の宿題は15〜30分くらい

わが家の例です。公式の目安とは別の、1つの家庭の実例として読んでください。

項目 公式の目安 わが家の例
1教科の時間 20〜30分程度でできる分量 国語は15〜30分くらい
毎日の取り組み 家でも毎日学習を続ける 英語・国語・算数を各1束が基本

時間で見ると、わが家の国語は公式の目安とおおむね重なります。

ほかの教科も各30分くらいなので、3教科やっている上の子の毎日の合計は、それなりの長さです。

教科を増やすと、毎日の時間もそのぶん積み上がります。

下の子は英語を休会したあと退会になりましたが、国語は続けています。

英語の宿題の枚数と相談の仕方は、公文英語の宿題は1日何枚・何分かで書いています。こちらは英語の話です。

中学教材に入ってからは1束を半分〜1枚に調整した

毎日1束は、ずっと同じではありません。

上の子の国語は、中学教材に入って難しくなりました。

そこから量を1束の半分〜1枚(古文・漢文など)に親子で減らし、浮いた分を英語と算数に回しました。

教材が難しくなったら、量を親子で調整するのが現実的だと感じています。

わが家の場合、同じ量のまま押し切ったわけではありません。

時間がかかる日が続くようなら、そこが量を見直すきっかけです。教室の先生に話してみてください。

わからない問題は親が教えず、教室に持っていくよう促すのが公式の案内

公文式の国語の宿題で親が迷うのが、子どもに「わからない」と言われたときです。

公式の案内はこうなっています。

「解き方を教えるのではなくそのまま教室に持っていって、先生にわからなかったと伝えるように促してあげてください。」

親が国語の先生役を引き受けなくてもよい、という案内です。

分からない問題が出た日は「教室で聞いてみよう」と一言かけて終わりにする。それくらいの距離で大丈夫です。

プリントの文章の続きを読みたいと言ったら、図書館で借りている

公文の国語のプリントには推薦図書が出てきます。

わが家では、子どもが「続きが読みたい」と言うと、その本を図書館で借りています。

公式の「くもんのすいせん図書」は、「子ども達に人気が高く、優れた内容の650冊を選りすぐっています。」と説明されているものです。

プリントで出会った話の続きを本で読む。国語の宿題が読書につながるのは、この形です。

ここまでの量や時間は、あくまでわが家の例。

毎日の形が家に与える重さは、家ごとに違います。Xには、こんな声もありました。

公文の国語を始めたが、公文の日は時間を取られて他のことがほとんどできない。親は乗り気でないが、子は続けたいと言っている。

X(中学受験を予定する家庭の保護者の投稿を要約)

子どもと親で受け止めが違うこともあるわけです。

宿題の時間だけでなく、教室の日がほかの予定をどれだけ押すのかも、入会前に見積もっておきたいところでしょう。

公文式の国語を始める前に確かめたい、毎日の形が家で回るか

ここまでの事実を、入会前の確認点に置き換えます。向いている子かどうかの判定より、自分の家の生活に当てはめられるかを見てください。

このセクションでわかること
  • 教室と家と親がそれぞれ何をするかを1枚の表で確かめる
  • 読むことを中心に任せる形でよいかを、公式の表の欄で確かめる
  • 通う曜日と回数、行き帰りの付き添いを教室の決まりと照らす
  • 宿題の時間を毎日どこに置くかを、くもんタイムの考え方で決める
  • 教室で実際の教材を見て、無料体験で試す

教室と家と親がそれぞれ何をするかを1枚の表で確かめる

公文式の国語の毎日を、教室と家と親に分けるとこうなります。

担当 公式の説明 わが家の例
教室 当日分の学習、採点、直して100点、成績表の記録 水・金・土のどれかに通う。決まりは「8回」
家 毎日の宿題。1教科あたり20〜30分程度でできる分量 毎日各1束が基本で、国語は15〜30分くらい。中学教材では半分〜1枚
親 学習する時間を決める。わからない問題は教室に持っていくよう促す 行き帰りの付き添い。続きを読みたがった本を図書館で借りる

表にして眺めると、親の欄に国語を教えるという言葉が出てきません。

親が受け持つのは教えることより、時間を決めて、教室へつなぐことです。

そのぶん、家の欄の時間が毎日入るかどうかが、そのまま続けられるかの話になります。

読むことを中心に任せる形でよいかを、公式の表の欄で確かめる

公文式の国語に何を任せたいのかも、入会前に整理しておきましょう。

文字、語彙、文の組み立て、読解を積みたいなら、公式の表の欄とそのまま重なります。

作文が苦手な場合について、公式のよくある質問は、多くの文章を理解して読む経験が語彙力と構文力を育て、書く力につながるという考え方で答えています。

読むことを通して書く力へつなげる考え方なので、作文の書き方を習う教室を探しているなら、最初に先生へ聞いておくのが確実です。

ほかの教科と比べると、受け持ちの違いも見えてきます。算数は計算に絞る教科です。公文式の算数が計算に絞る理由で、国語との受け持ちの違いが分かります。

通う曜日と回数、行き帰りの付き添いを教室の決まりと照らす

公文式の国語を始める前に、通い方も教室で聞いておきましょう。

公式の流れのページは「週2回、教室で定められた曜日にお通いください。」と案内していますが、わが家の教室のように曜日を選べるところもあります。

  • 開いている曜日と時間は何か
  • 曜日は固定か、選べるか
  • 通う回数の決まりはあるか
  • 来られない日はどうするのか

付き添いも家ごとに事情が出ます。

わが家は、行き帰りは今も2人とも付き添っていて、上の子は徐々に一人で行くこともあります。教室の中は親の付き添いなしで大丈夫です。

共働きなら、平日のどの時間に誰が行き帰りを受け持つのかまで書き出しておくと、見積もりが現実に近づきます。

始めたあとで続けられなくなったときの手続きは、公文の休会は前月末日までに申し出で確かめられます。

宿題の時間を毎日どこに置くかを、くもんタイムの考え方で決める

公文式の国語の宿題を毎日続けるなら、時間の置き場所が要ります。

公式が勧めているのが「くもんタイム」です。

「たとえば朝食後の30分、夕食前の1時間など、ご家庭の生活パターンにあわせて学習する時間を決めます」という案内です。

入会前に、1週間の予定表のどこに20〜30分を置くかを書き出してみてください。

習い事や学校の宿題がある日も含めて、毎日置ける場所が見つかるかがポイント。

教室で実際の教材を見て、無料体験で試す

最後は実物を見ることです。

公式の教材見本のページには「教室で実際の教材をご覧いただけます。」とあります。

無料体験については「1週間で計2回、体験学習ができます」「教材費など含め、すべて無料です」という案内です。

この2回は無料体験の話で、入会後の週2回とは別に考えてください。

わが家も英語を始めるときは無料体験を受けて、どの教材から始めるかは教室で診断してもらいました。

公式の見本で見た形と、教室で渡される実物を比べて、子どもの様子を見てくれば判断しやすくなります。

無料体験の申し込みの流れは、英語の例ですが公文英語の無料体験は教室選びが先で読めます。

よくある質問(FAQ)

公文の国語を調べていると出てくる質問に、短く答えます。

このセクションでわかること
  • くもんの正式名称は何ですか?
  • 公文式は大学レベルですか?
  • 公文に向いている子は?
  • 公文式のタブレットの公文コネクトで国語は学べますか?

くもんの正式名称は何ですか?

Q
くもんの正式名称は何ですか?
A

運営している会社の名前は、公式の会社概要によると「株式会社 公文教育研究会」です。

英語の表記は「Kumon Institute of Education Co., Ltd.」。教室で学ぶ学習法は「公文式」と呼ばれています。

公文式は大学レベルですか?

Q
公文式は大学レベルですか?
A

国語でいえば、公式の表で大学教養課程レベルの高さに並ぶのは、研究コースのXP、XQ、XRです。

公文式の全体が大学レベルという話ではなく、教材の一番先がそこまで続いているという意味です。

公文に向いている子は?

Q
公文に向いている子は?
A

私は、向き不向きで決めるより、毎日の形が家で回るかを見るほうが、入会前には役に立つと考えています。

時間の置き場所、通い方、教室で見た子どもの様子。この3つから確かめてみてください。

公文式のタブレットの公文コネクトで国語は学べますか?

Q
公文式のタブレットの公文コネクトで国語は学べますか?
A

KUMON CONNECTでも国語は学べます。

公式のよくある質問の言葉は「現在は算数・数学と英語・国語の一部になります。」で、提供は「一部の教室」です。

紹介ページは、国語の範囲を「主に小学1~中学3年生相当の文章や漢字等を学習するレベルまで」と書いています。

通いたい教室で扱っているかは、教室に聞いてみてください。

わが家も3年ほど前に案内を受けましたが、タブレットは持ち込みで、紙のほうが手触り感があると考えて切り替えていません。

まとめ:公文式の国語は読んで書くことを積み、毎日の形が回るかで決める

  • 公文式の国語は「読んで、書いて」をくり返す教科で、効果の前に何をするかを確かめる
  • 培う力は「文字を読み書きする力」「語彙力」「文の構造を整理する力」
  • 年齢や学年ごとのクラスはなく、個人別学習で進む
  • 公式の表の公文側の欄は、文字・語彙、文型・文脈、読解、すいせん図書
  • 公式の見本には、ひらがなのなぞり、カタカナ、接続語、長い文章を読んで答える形が載っている
  • 教材は10枚ごとに1つの物語や説明文を読む構成が主で、AⅠ〜IⅡで202の作品に触れる
  • わが家のIⅠ教材の終了テストは83点・28分(目安15〜38分)で、欄は主意と詳細、視点の移動、古典、抽象語の4つ。全教材の話ではない
  • 段階は7A〜2A、AⅠ〜CⅡ、DⅠ〜FⅡ、GⅠ〜IⅡ、J〜Oの5つで、その先に研究コースが続く
  • 小学生の学年に重ねるとAⅠ〜FⅡが目安で、公式も「おおよその目安」としている
  • 教室では当日分を解いて採点を受け、間違いを直してすべて100点にする。流れは教室によって異なる場合がある
  • 教室日は週2回が基本で、週1回も可能。曜日や回数の決まりは教室ごとに聞く
  • 宿題の公式の目安は1教科あたり20〜30分程度でできる分量
  • わが家は毎日各1束が基本で、国語は15〜30分くらい。中学教材に入ってからは半分〜1枚に調整した
  • わからない問題は親が解き方を教えず、教室に持っていくよう促すのが公式の案内
  • 無料体験は教材費も含めて無料で、1週間で計2回ためせる

公文の国語を始めるかどうかは、評判の善し悪しより、この毎日の形が自分の家で回るかで決まります。

迷っているなら、近くの教室に曜日と回数の決まりを聞いて、無料体験の2回で実際の教材と教室の流れを見てくるのが一番早いです。

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