公文の国語の進度を見ても、わが子の記号と番号が速いのか遅いのか、どこまで進めばいいのか、読みづらくありませんか。
先に答えを置きます。
公文の国語の基準表にある線は3つ。進一基準、2学年先、3学年先で、どれも学年より先の線です。
進度の平均を探しても、公文式公式の教科別進度一覧表基準に平均は載っていません。だから線に届かないことは、遅れの判定にはなりません。
どこまで進めばいいかには、3つの行き先で答えます。高進度部門のオブジェ、KUMON Jフレンズ、最終教材です。
どれも目指す義務はなく、距離を測る目印。どこまで進むかは家庭と教室で決めることだと考えています。
書いているのは、小4の上の子と小2の下の子を公文に通わせている父親です。上の子の国語は2023年から4年連続でオブジェを受賞しましたが、親の見方では結果としてもらえた順番で、下の子は取っていません。
根拠にしたのは、公文の公式ページと、教室で配られた基準表です。
読み終えるころには、わが子の番号を3つの線に当てはめ、3つの行き先までの距離を数えて、目指すか目指さないかを親子で話せるはずです。
- 基準表の3つの線は、進一基準が学年より半年先、残りが2学年先と3学年先。平均は公式のページに載っていない
- 3月末の値は学年ごとの早見表で見られる。今の番号は、学年の欄とすでに過ぎた判定月で読む
- 行き先は3つ。高進度部門は3月末の3学年先と同じ値、Jフレンズは小6の3月末までにJ10、最終教材修了部門の基準はO200
- 基準表に進みすぎの線は載っていない。先取りの度合いは線の高さで言えるが、勧めの線として読まない
- わが家の国語は1つの例。中学教材に入ってから1束を半分〜1枚に減らし、下の子はオブジェを取っていない
公文の国語の進度は基準表の3つの線で読む、学年別の3月末の値
うちの子は速いのか、遅いのか。その答えを出す前に、表の性格と値を先に見てください。ここで覚えた読み方を、あとの話でもそのまま使います。
- 国語の進度表は、学年と判定月ごとに学年より先の線を引いた表
- 3つの線は半年先・2学年先・3学年先で、どれも学年より先にある
- 公式のページに平均は載っていない
- 学年ごとの3月末の値を早見表で見る
- 今の教材と番号は、学年の欄とすでに過ぎた判定月で読む
国語の進度表は、学年と判定月ごとに学年より先の線を引いた表
公文の国語の進度表は、学年と判定月ごとに、学年より先の線を引いた表です。
呼び方は進度表、進度一覧、進度一覧表とまちまちで、公式ページの名前は「教科別進度一覧表基準」。くもんの国語の進度表も公文式の国語の進度表も、指しているのはこの表です。
組み立ては単純です。
判定月は6月末・9月末・12月末・3月末の4つ。学年は幼少未満から高2まで並びます。
線は進一基準・2学年先・3学年先の3つで、高1と高2は進一基準だけ。
記号と番号は、GⅠ100ならGⅠ教材の100番と読みます。番号は表の中で200まで。
わが家の教室で受け取ったクリアファイルには、この基準表が載っていて、「学年を越えて学習しよう!」という題が付いています。この題は教室で受け取った物の記載で、公式ページの言葉とは分けて読んでください。

写真の細かい文字を追わなくても大丈夫です。3月末の値は、このあとの早見表で読めます。
3つの線は半年先・2学年先・3学年先で、どれも学年より先にある
3つの線に、学年と同じ高さのものはありません。いちばん下の進一基準でも、公式の注記は「※進一基準とは学年より半年先のレベルです」です。
小4の3月末で確かめてみましょう。
進一基準はEⅠ200、2学年先はFⅡ200、3学年先はGⅡ200です。
公文式公式の国語と教科書の関係の表では、小4の段にDⅠ・Ⅱ、小5の段にEⅠ・Ⅱ、小6の段にFⅠ・Ⅱ、中学校の段にGⅠ・Ⅱがあります。
小4の3月末の線は、3本とも小4の段より上の教材に引かれています。
この教科書の表には「※学校によって教科書が異なるため、おおよその目安としてご覧ください。」という注記があります。目安の表と基準表は別の物差しなので、重ねて読むときも一致を求めないでください。
教材の記号の並びと段階は、公文式公式の国語教材のページで見られます。
公式のページに平均は載っていない
公文の進度の平均を知りたくなる気持ち、親なら自然ですよね。
答えは、公式のページに平均は載っていない、です。
載っているのは3つの線まで。平均の進度も、標準の速さも、遅いと判定する線も出てきません。
私も平均の代わりになる数字は作りません。ほかの家庭の進度を並べても、それはその家庭の記録で、平均にはならないからです。
基準表の値は2026年11月5日に公式ページで確かめたものです。来年度に同じ値かどうかは、その年の公式ページで見てください。
学年ごとの3月末の値を早見表で見る
これは平均でも標準でもなく、学年より先の線です。
平均ではない、学年より先の3つの線(各学年の3月末の値)
| 学年 | 進一基準 | 2学年先 | 3学年先 |
|---|---|---|---|
| 幼少未満 | 4A100 | 3A200 | 2A200 |
| 幼少 | 3A100 | 2A200 | AⅡ200 |
| 幼中 | 2A100 | AⅡ200 | BⅡ200 |
| 幼長 | AⅠ200 | BⅡ200 | CⅡ200 |
| 小1 | BⅠ200 | CⅡ200 | DⅡ200 |
| 小2 | CⅠ200 | DⅡ200 | EⅡ200 |
| 小3 | DⅠ200 | EⅡ200 | FⅡ200 |
| 小4 | EⅠ200 | FⅡ200 | GⅡ200 |
| 小5 | FⅠ200 | GⅡ200 | HⅡ200 |
| 小6 | GⅠ200 | HⅡ200 | IⅡ200 |
| 中1 | HⅠ200 | IⅡ200 | J200 |
| 中2 | IⅠ200 | J200 | K200 |
| 中3 | J100 | K200 | L200 |
| 高1 | L100 | 線なし | 線なし |
| 高2 | N100 | 線なし | 線なし |
3月末を載せたのは、1年の区切りで、高進度部門の基準も3月末だからです。ほかの判定月は、公式ページと上の写真で見られます。
表を縦に見ると、同じ値が1学年ずれて並んでいるのが分かります。
小5の3学年先のHⅡ200は、小6の2学年先と同じ。2学年先と3学年先は、1学年ずれた同じ並びです。
今の教材と番号は、学年の欄とすでに過ぎた判定月で読む
読み方は1つに決めておくと迷いません。
作った例で試します。小5の1月にFⅠ150だとしましょう。
すでに過ぎた判定月は12月末で、線は進一基準FⅠ100、2学年先GⅡ100、3学年先HⅡ100です。
FⅠ150は進一基準より先で、2学年先より手前。
読み取れるのは位置までで、その子に合っているか、速すぎるかは表の外の話です。
公文の国語の進度が気になるとき、幼児から小学生までの線と相談の材料
遅いと感じたとき、幼児の値を知りたいとき、見通しを知りたいときの順に答えます。どの場面でも、使う物差しは同じ基準表です。
- 遅いと感じても、線に届かないことは遅れの判定ではない
- 年少・年中・年長の線を判定月ごとに見る
- 国語の進み方と進み具合は、番号の動きと教材の段階で見る
- 見通し共有シートを探すときは、先生の見通しを基準表と並べて読む
遅いと感じても、線に届かないことは遅れの判定ではない
公文の国語の進度が遅いと感じても、線に届かないこと自体は遅れの判定になりません。
いちばん下の線でも、学年より半年先にあるからです。
学年より先に引いた線なので、届かない子がいることは表の作りから言えます。
例を1つ。小3の9月末の進一基準はCⅡ200です。
CⅡの途中なら線には届きませんが、公式の教科書の表では小3の段にCⅠ・Ⅱがあります。目安の表と基準表は別の物差しなので、これで順調かどうかまでは決めません。
基準表から言えるのは、届かないことが遅れの判定にはならない、というところまで。
Xには、反対の見方の声もありました。
学校の勉強より進めない公文に意味はない。
X(6歳・3歳の子を持つ保護者の投稿を要約)
短い言葉ですが、気になっている親には刺さりますよね。
学校より進まないと感じたら、私なら、まずどの教材の何番にいるかを確かめてから考えたいです。「学校より進まない」という感覚と、番号で見た位置は、別の情報だからです。
番号を見てもまだ気になるなら、先生に確認しましょう。公式のiKUMONにも「お子さまの学習で気になることや、ご質問があれば教室の先生までご連絡ください。」とあります。
年少・年中・年長の線を判定月ごとに見る
基準表の幼少は年少、幼中は年中、幼長は年長と読みます。
| 学年 | 判定月 | 進一基準 | 2学年先 | 3学年先 |
|---|---|---|---|---|
| 年少 | 6月末 | 4A150 | 2A50 | AⅠ100 |
| 年少 | 9月末 | 4A200 | 2A100 | AⅠ200 |
| 年少 | 12月末 | 3A50 | 2A150 | AⅡ100 |
| 年少 | 3月末 | 3A100 | 2A200 | AⅡ200 |
| 年中 | 6月末 | 3A150 | AⅠ100 | BⅠ100 |
| 年中 | 9月末 | 3A200 | AⅠ200 | BⅠ200 |
| 年中 | 12月末 | 2A50 | AⅡ100 | BⅡ100 |
| 年中 | 3月末 | 2A100 | AⅡ200 | BⅡ200 |
| 年長 | 6月末 | 2A150 | BⅠ100 | CⅠ100 |
| 年長 | 9月末 | 2A200 | BⅠ200 | CⅠ200 |
| 年長 | 12月末 | AⅠ100 | BⅡ100 | CⅡ100 |
| 年長 | 3月末 | AⅠ200 | BⅡ200 | CⅡ200 |
幼児の欄でも、線は学年より先にあります。年長の3月末の3学年先CⅡ200は、公式の教科書の表で小3の段にある教材です。
年長でAⅠと聞いて、進んでいるのか迷う親もいるでしょう。A1と書かれることもありますが、公式の表記のAⅠと同じものです。
年長の12月末の進一基準がAⅠ100、3月末がAⅠ200なので、AⅠの位置はこの表の中で読めます。
国語の進み方と進み具合は、番号の動きと教材の段階で見る
公文の国語の進み方は、線の上がり方と分けて考えてください。
小4の進一基準は、6月末DⅡ100、9月末DⅡ200、12月末EⅠ100、3月末EⅠ200と上がっていきます。
これは表の刻みで、子どもが進む速さを示すものではありません。
進み具合を見るなら、くもんの国語の進度も公文式の国語の進度も、見る場所は同じで、プリントの記号と番号です。
私が見るのは、番号が動いているか、同じところを繰り返しているか。これは親としての見方です。
公式の段階は、AⅠ〜CⅡが②、DⅠ〜FⅡが③、GⅠ〜IⅡが④、J〜Oが⑤。番号の動きと合わせて今どの段階かを見ると、話が具体的になります。
教科で並びが違う家庭の例として、こんな報告もありました。
公文の最終日。年中から3年間続けて、算数はJ50(小1の8月に退会済み)、国語はGⅠ60、英語はJⅡ130まで進んだ。
X(小1の子を持つ保護者の投稿を要約)
同じ家庭の中でも、教科ごとに着地した記号はそろっていません。
声の中の進度はその家庭の記録で、標準や効果の物差しにはしないでください。
見通し共有シートを探すときは、先生の見通しを基準表と並べて読む
公文の見通し共有シートを探しているなら、まず公式の説明を見ておきましょう。
iKUMONの「先生は教室でどんなことをしているの?」には、次の文があります。
「くもんの先生は、一人ひとりのお子さまに対して、「いつまでに、どの教材まで進む」という先の見通しを立てて指導しています。」
「そのため、先生は、お子さまの様子を観察しながら、定期的に学習の見通しを見直します。」
「お子さまの学習の様子や今後の見通しなどはご家庭へご連絡します。」
公式のページに載っているのは、先生が見通しを立てて定期的に見直し、家庭へ連絡する、というところまでです。
教室から受け取った紙があるなら、そこにある予定の教材を、3つの線とこのあとの行き先に当てはめて読んでみてください。
公文の国語の進度の先にある3つの行き先と、それぞれまでの距離
どこまで進めばいいかに、3つの行き先で答えます。先に言っておくと、これは距離の説明で、目指す義務の話ではありません。
- どこまでの答えは3つの行き先で測る
- 高進度部門のオブジェは、3月末の3学年先と同じ値で測る
- Jフレンズは小6の3月末までの J10 で測る
- 最終教材の表彰はO200が基準で、教材の一覧はXRまで続く
- O教材は高校の段にあり、古文・漢文と現代文を批評的に読む
どこまでの答えは3つの行き先で測る
公文の国語はどこまで進めばいいのか。1つの正解はありません。
オブジェ、Jフレンズ、最終教材という3つの行き先までの距離を測れば、家庭で話せる形になります。
| 行き先 | 公式の条件 | 基準表とのつながり |
|---|---|---|
| 高進度部門のオブジェ | 3月末時点で日本国内の教室に在籍し学習している幼未〜中3で、基準進度以上 | 国語の値は3月末の3学年先と全学年で同じ |
| KUMON Jフレンズ | 小6の3月末までに、国語ならJ10以上 | 小6の3学年先IⅡ200のすぐ先 |
| 最終教材修了部門 | 基準はO200。2024年4月以降に初めて到達した中3以下 | 中3の3学年先L200より先にM、N、Oがある |
3つは測り方が違います。オブジェは毎年の3月末に学年ごとの線で測り、Jフレンズは小6の3月末までの1本、最終教材修了部門は中3以下で到達したかどうか。
距離は記号の並びで数えます。後ろのほうの並びはこうです。
FⅡ→GⅠ→GⅡ→HⅠ→HⅡ→IⅠ→IⅡ→J→K→L→M→N→O→XP→XQ→XR
たとえばFⅡにいるなら、Jは7つ先、Oは12個先。
教材の数は距離で、かかる時間を示す数字ではありません。
どの行き先も、全員が行く道ではありません。距離が分かったうえで目指さない家庭もあります。その選び方は、このあと並べます。
高進度部門のオブジェは、3月末の3学年先と同じ値で測る
わが家の下の子は、オブジェを取っていません。3学年先は誰でも取れるものではない、というのが親としての見方です。
公文の国語の高進度部門は、公式の言葉で「高進度部門⇒ オブジェ授与」です。
国語の基準進度は次のとおり。
| 学年 | 基準進度 |
|---|---|
| 幼未 | 2A200 |
| 幼少 | AⅡ200 |
| 幼中 | BⅡ200 |
| 幼長 | CⅡ200 |
| 小1 | DⅡ200 |
| 小2 | EⅡ200 |
| 小3 | FⅡ200 |
| 小4 | GⅡ200 |
| 小5 | HⅡ200 |
| 小6 | IⅡ200 |
| 中1 | J200 |
| 中2 | K200 |
| 中3 | L200 |
早見表の3学年先と、全学年で同じ値です。ただしこれは2026年3月末の値で、3学年先と言い換えられるのもこの表の範囲まで。
対象には「休・退会者は対象になりません」という但し書きがあります。
幼児には特別幼児部門があり、国語の基準進度はGⅠ110で、最初に到達した年度のみ対象です。
公式の表彰で部門として並ぶのは高進度・特別幼児・最終教材修了で、2学年先の線に公式の表彰はありません。
わが家の教室は2学年先の子にオリジナルのカップをくれますが、これは教室ごとの取り組みで、公文全体の制度とは別の話です。

基準を調べてから届く家庭ばかりでもないようです。
公文の国語でDⅡまで進み、3学年先に届いて、先生からオブジェの対象と言われた。調べるまで賞の存在を知らなかった。キラキラした実物を見て、本人のやる気が増した。
X(公文の国語を学習中の子の保護者の投稿を要約)
線を追いかけていなくても、番号が進んだ結果として、ある日その線を越えていることもあるのでしょう。
取りやすさについては、家庭で見方が割れます。
今年もオブジェを受け取った。算数は3月で終了のため最後の1個。国語がなかなか取れない。
X(小5の子を持つ保護者の投稿を要約)
今年のデザインは可愛いが、うちの子はもらえないのではと落胆している。国語をやっていれば取れていたかもしれない。
X(公文に通う子の保護者の投稿を要約)
国語が取れないという声と、国語なら取れたかもしれないという声。どちらもその家庭の実感で、教科の取りやすさを決める材料にはしないでおきます。
オブジェの見た目や届き方は、公文のオブジェ2026を実物4年分で見た記事に任せます。
Jフレンズは小6の3月末までの J10 で測る
公文の国語の場合、Jフレンズの距離はJ10まで。
公式の説明では、小学6年生の3月末までに、数学・英語・国語のいずれか1教科以上が高校レベルの教材に到達すると「『KUMON Jフレンズ』に自動的に会員登録されます。」とあります。国語の基準はJ10以上です。
「※中学1年生の4月1日に自動的に退会となります。」という注記も付いています。
小6の3月末の3学年先はIⅡ200で、J10はその次の教材の10番です。
小6の2学年先のHⅡ200からだと、IⅠとIⅡを挟んだ先。基準表の線と並べると、距離はこう読めます。
特典やセミナーの中身は、公文のJフレンズの条件と特典に書いています。
最終教材の表彰はO200が基準で、教材の一覧はXRまで続く
公文の国語の最終教材を調べると、話が2つに分かれます。公文式の国語の最終教材も、くもんの国語の最終教材も、探している人が知りたいのはこの2つでしょう。
1つ目は表彰の部門です。
最終教材修了部門の国語の基準はO200です。
2026年10月3日に公式の表彰ページで確かめた値で、対象は「2024年4月以降に下表基準進度に初めて到達した中3以下の学習者」。出典はiKUMONの表彰基準のページです。
2つ目は教材の一覧です。教材の一覧の最後はXR。
公式の段階の説明では「J~O教材」のあとに「※さらにこの後、研究コースとしてPQR教材があります。」と続きます。
公文式公式の表彰のページには、教室による制度として「最終教材到達賞」と「コンプリーターズコース修了証」があります。
注記は「※最終教材の後に「コンプリーターズコース教材」が用意されています。」です。
部門の基準、一覧の最後、教室の制度は、それぞれ別の話として読んでください。表彰の話ならO200、教材の並びの話ならXRまで、と分けておくと混乱しません。
区切りとして使う家庭もあります。
目標の最終教材を達成したので、2月末か3月末に退会する予定。
X(小2の子を持つ保護者の投稿を要約)
最終教材を行き先に置いて、着いたら終える。行き先の使い方の1つです。
O教材は高校の段にあり、古文・漢文と現代文を批評的に読む
公文の国語のO教材は、公式の教科書の表で高校の段にあります。表ではJ〜Oが高校です。
公式の段階⑤の説明は「高校レベルの現代文や古文、漢文等、古今東西の名著を批評的に読む力を養う教材」。
Oの中身は古文2、漢文2、現代文10作品です。
小学生の親にとっては、ずいぶん先の話ですよね。だからこそ今の番号から何教材先かを数えると、遠さがそのまま見えてきます。
公文の国語の進度を学年より先へ進めるかは、家庭と教室で決める
先へ進むことを、勧めも否定もしません。線と行き先が分かったあとで親が決めるための材料を並べます。
- 先取りがどれくらいかは線の高さで読み、勧めの線としては読まない
- 進みすぎの線は基準表に載っていない、量と中身で見る
- 進度を早めるより先に、量と見通しを教室で話す
- Hまでの教材は、公式の教科書の表で中学校の段にある
- どこまでやるかは家庭と教室で決め、目指さない選択も並べる
先取りがどれくらいかは線の高さで読み、勧めの線としては読まない
公文の国語の先取りがどれくらいかは、半年先・2学年先・3学年先のどの線より先かで言えます。
これは位置の話で、目標の高さを示すものとしては読まないでください。
公式の教材説明に載っているのは「少しずつステップアップしていく教材で「読んで、書いて」をくり返しトレーニングし」まで。「学年を越えて学習しよう!」は、わが家の教室で受け取ったクリアファイルの題です。
先取りが受験や成績にどう響くかを、私は基準表から読みません。表にあるのは位置だけだからです。
先へ進んだ家庭の側から、区切りの話が出ることもあります。
ベビーくもんから続けて、小1で3教科分のオブジェを受け取った。教室選びは大切で、先取りは幼稚園卒業ごろまでが合っていた。
X(ベビーくもんから小1まで続けた家庭の保護者の投稿を要約)
進んだ先で、自分の家に合っていた時期を振り返っている声です。どこで区切るかは、先へ進んだ家庭にとっても考えどころなのでしょう。
進みすぎの線は基準表に載っていない、量と中身で見る
公文の国語の進みすぎを、基準表で判定することはできません。
基準表にあるのは学年より先の3つの線で、ここから先は進みすぎという線はありません。
見るのは量と中身です。国語は段階④のG〜Iで文章を縮めてまとめる縮約が入り、段階⑤のJ〜Oで古文・漢文が入ります。
わが家の例では、国語は中学教材に入って難しくなり、古文・漢文などで1束を半分〜1枚に減らしました。
わが家が調整したのは、線の高さより先に1日の量でした。
親の熱で進む面があることを、率直に書いている人もいます。
次女が年中のときに国語で3学年先のオブジェを取った。本人の頑張りもあるが、親の狂気が全てだったと振り返っている。
X(中学受験を予定する家庭の保護者の投稿を要約)
進ませた側の親の言葉として、重く受け取りました。
私は、線を子どもに頑張らせる理由にはしないでおきたいです。進みすぎが心配なときに見るのも、線より量のほうだと考えています。
進度を早めるより先に、量と見通しを教室で話す
公文の進度を早めるにはどうするか。手順を示す公式の文章を探すより、教室で話すほうが早いと考えています。
公式のページに載っているのは、先生が見通しを立てて定期的に見直す、というところまで。
進めるかどうかは、子どもの様子と量の相談で決まる話です。
わが家の英語では、先生と相談して1日2束から3束に上げた時期があります。これは英語の話で、国語の例ではありません。
国語で早めたいと思ったら、今の教材と番号、3つの線との位置、1日の量をそろえて、先生に確認しましょう。
Hまでの教材は、公式の教科書の表で中学校の段にある
公文の国語でHまでと聞いたら、HⅠ・HⅡは公式の教科書の表で中学校の段にある教材です。段階④のGⅠ〜IⅡの中にあり、Hの読解は1,200字程度です。
基準表で位置を読むと、3月末の値でHⅡ200は小5の3学年先で、小6の2学年先。HⅠ200は中1の進一基準です。
公式のページに載っているのは、この位置と段階まで。
Hまでで区切りにするかどうかは、家庭と教室で決められます。
どこまでやるかは家庭と教室で決め、目指さない選択も並べる
公文の国語をどこまでやるかは、次の3つから選べると考えています。どれが上ということはありません。
公式のJフレンズの説明には「公文式の目標の一つである「自学自習で高校教材」」とあります。公文の目標の一つで、家庭の義務とは別のものです。
表彰を、子どもに頑張らせる理由にはしない。
これが親としての私の見方です。距離が見えたら、目指すか目指さないかを親子で話してみてください。
公文の国語の進度のわが家の例、オブジェは結果として付いてきた順番
ここからは、わが家の一例です。効果や標準の証拠にはなりません。上の子と下の子で、起きたことをそのまま書きます。
- 上の子は小4の8月に国語の終了テストに合格し、次はIⅡ
- 国語は2023年から4年連続で受賞したが、親の見方では結果としてもらえた順番
- 親はもういいと思い、上の子はJフレンズを目指している
上の子は小4の8月に国語の終了テストに合格し、次はIⅡ
公文の国語で、上の子は小4の8月に終了テストに合格し、次の教材はIⅡになりました。
読み方の例として、基準表に当てはめてみます。
小4の8月に過ぎた判定月は6月末で、線は進一基準DⅡ100、2学年先FⅠ100、3学年先GⅠ100。次のIⅡは、どの線より先にあります。
教室で配られた合格の紙には、「オブジェまでは、あとクリア教材」「Jフレンズまでは、あと2教材」と記入がありました。公文全体の様式とは別の、教室の紙です。

あと2教材は、私はIⅡとJの2つと読んでいます。J10がJの中にあるので、記号の並びとも食い違いません。
クリアのほうは、いまの表で小4の3月末の3学年先がGⅡ200で、IⅡがその先にあることと合います。
行き先までの距離は、こうして記号を数えれば家でも読めます。
国語は2023年から4年連続で受賞したが、親の見方では結果としてもらえた順番
国語のオブジェは、2023年、2024年、2025年、2026年の4年連続で受賞しました。

オブジェのために頑張らせたわけではなく、結果として3学年先まで進んだからもらえた、という順番でした。
宿題はだいたい1日1束です。
中学教材に入って難しくなってから半分に減らし、浮いた分を英語と算数に回しました。
下の子は取っていません。3学年先は誰でも取れるものではない、と親として見ています。
同じ家の中でも、取った子と取っていない子がいます。だから私は、上の子の4年連続を読者の目安にしてほしくありません。
親はもういいと思い、上の子はJフレンズを目指している
上の子の最近の目標は、国語のJフレンズです。
親の私はもういいと思っていますが、本人の希望は尊重しています。
気がかりが1つ。受験の時期になると「あと少しで取れるからやめたくない」となって、やめ時が難しくなることもあると見ています。
一方で、わが家はスポーツなどのトロフィーが無い家なので、オブジェやJフレンズはいいかもとも思っているのです。
親の気持ちも、どちらか片方にきれいには決まっていません。
親子で考えがずれるのは、わが家だけの話でもないようです。
6月から公文の国語を始めたが、公文の日は時間を取られて他のことがほとんどできない。無理に続けなくていいと声をかけたが、子は続けたいと言う。親は乗り気でなく、やめてもいいと思っている。
X(中学受験を予定する家庭の保護者の投稿を要約)
始めたばかりの家庭でも、ずれは起きています。距離を測れば、親子で同じ表を見ながら話せると私は考えています。
よくある質問(FAQ)
基準表の周りで出てくる質問に、短く答えます。
- くもんの国語は中学受験までにどこまで進めればいい?
- 進度一覧表の順位はどこで見られる?
- 進度表は教室に貼り出されたり配られたりする?
- 算数や英語も進度の基準表は同じ?
くもんの国語は中学受験までにどこまで進めればいい?
- Qくもんの国語は中学受験までにどこまで進めればいい?
- A
公式のページに載っているのは表彰とJフレンズの条件までで、中学受験のための線は載っていません。進度表の線を受験の目標としては読まないでください。
進度一覧表の順位はどこで見られる?
- Q進度一覧表の順位はどこで見られる?
- A
公式の説明では、「学年相当の教材よりも、半学年以上先に相当する教材を学習している方」は高校2年生まで、iKUMONサイトのヒストリーページで自分の進度と順位を見られます。
進度表は教室に貼り出されたり配られたりする?
- Q進度表は教室に貼り出されたり配られたりする?
- A
わが家の教室では、教室オリジナルの小さいクリアファイルに進度表が載っています。貼り出しや配り方は、通っている教室に聞くのが早いです。
算数や英語も進度の基準表は同じ?
- Q算数や英語も進度の基準表は同じ?
- A
教科ごとに別の表です。わが家の教室の紙では、英語には3月末に「オブジェ」の行があり、国語と算数にはありません。
算数は別の表で、読み方は公文の算数の進度表の読み方にまとめています。
英語の基準表の見方は公文英語の進度一覧表の読み方へどうぞ。


